「勉強は受験のためにするものではありません。立派な大人になるためにするんです。」

覚えているけど、面白かったな。






俺は自分の人生で立派な大人になるために勉強したことはないな。(^_^;)

中学受験の時は、何で勉強するのかその意味が分からなかった。



今の俺が「なぜ人は勉強しなといけなか?」に対する回答として一番正当性があると思っているのがこれ。

学校の機能って何だろう?
教育社会学では、学校は「教育・社会化」以外に、2つの機能を持つと考える。第二の機能は「選抜・配分」である。学校は進路指導や成績評価(内申点)を通じて、生徒を事前選抜している。また、高等学校や大学等は入学試験を通して、入学者を選抜する。

学校における選抜は社会システムにおける人材の配分に関わる。すなわち、現代社会は社会的分業によって成り立っているが、多様な職業の社会的地位、社会的役割、威信、所得は異なる。各人を適性や能力に応じて、様々な社会的地位や社会的役割に「配分」していくことが学校の機能の一つである。

第三の機能は「正当化」である。資本主義社会では、人びとは異なる地位、役割、威信、所得の職業や会社・部署に振り分けられる(配分される)。

学校はある人がその社会的地位を占めることを正当化する機能を持つ。例えば、医師は高い職業的威信、所得を得ることができるが、それは医師が難関の入試に合格し、医学部で医学を学び、医師国家試験に合格したことをその職業につくことが出来る裏付けとする。


社会生活という劇を演じる僕達が、誰が主役をやって、誰が通行人をやるのか。

全員が主役をやる訳にはいかないし、皆が通行人をやるわけにもいかない。

そのオーディションが、大学受験や偏差値じゃないの。

社会で老人の糞ふく介護職役をやるのが目標なら、別に勉強しなくても良いと思うし。

鮨職人役になるなら勉強しなくても良いんじゃないの。

親が都内に1000坪の土地を持っていて相続するガキが1人だけなら、勉強しなくても良いと思うけど。

勉強とはなりたい役(なりたい職業)があって、その役の倍率が高い場合にやるものじゃないの。

専業主婦になるのに、勉強は必要ないと思うし。

ニートになってゲームばかりやり、親が死んだら自分の人生が終わるのでいい人は勉強しなくても良いと思う。

俺は上記のことを小学5年生時に理解できなかったけど、開成や筑駒に合格する子供の99%は上記のことを小学5年生の時には理解していると思う。

親は子供の上記の社会ルールをハッキリ言うべきだと思う。

そして親は子供に自分の家庭の経済状況をハッキリ言うべきだと思う。

私達の家は金持ちだから、私立医学部に入学させられるとか。

私達の家は貧乏だから、実家から通える国立以外は無理だとか。

それでも勉強が必要ないと子供が判断したのなら、無理にさせることはないんじゃないの。

あと、勉強が必要だと子供自身が思っても成績、偏差値が上がるとは限らない所が残酷なんだけどね。

勉強をする意味が分かんなかった俺がちょっとの努力で大金持ち。

おわり。