整形外科医だーーーー。@randtkikaku
この理解は皆持っていたほうが良い。
2017/04/10 07:38:36
核の脅威の下で暮らす - Market Hack https://t.co/DRTHmDE0PC @hirosetakaoさんから
イスラエルがイランやイラクの核施設に対して、果敢な先制攻撃を辞さない理由は、ファイナンスの用語で言えば「オプショナリティーが限られている」からです。
ここで言うオプショナリティーとは「最初の駒を動かしたとき（ないしは動かさなかったとき）、次にどのような選択肢が選べるか？」という意味です。
たとえばイスラエルにイランから核ミサイルが撃ち込まれて、イスラエルの核攻撃能力が全滅してしまえば、そこでGAME OVERになってしまうわけで、反撃可能性が根絶されてしまうようなポジションに自分の身を置いてはいけないのです。
ある意味、中国が南沙諸島の岩礁を要塞化しているとか、アメリカが常に原子力潜水艦をぐるぐる回航させているというのは、このオプショナリティーによるところが大きいのです。
optionalityを訳せば選択性だけど、日本語のままではニュアンスが通じない。
でも俺は社会人になってからずっとオプショナリティって概念を強く意識してきた。
オプショナリティって言葉はオプションからは類推できるけど、実際に使ったことはない言葉だけど。
性格なのか、普通の人より早く医局より離れているからか、医者としての職業柄そうなったのかは不明だけど。
選択肢が狭まる、誰かに何かに命綱を握られるような事が絶対に嫌だったな。
おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールを任せるな
個人と法人のダブルインカムってのも、オプショナリティを広げる為の考えだったのかもしれない。
何で専業主婦に否定的なのかも、著しくオプショナリティが限定されるからだよね。
旦那に生活の全てを委ねるって怖くないのかな。
親が非医者の先生に女医を薦めるのかは、オプショナリティって概念がないと俺が言いたいことが伝わらないかもしれない。
可愛い専業主婦を養って幸せいっぱいの男性医師もいるだろうけど、オプショナリティが著しく低いんだよな。
あくまでもオプションだから、それが必要になるまで必要性が理解できない人には出来ないんだよ。
俺は女医以外と結婚して幸せだよってね。
結婚している先生だって、損せずに離婚できるようにするオプションは持っているべきなんだよ。
今の奥さんを心から愛している、子供も目に入れても痛くない程愛していても。
オプショナリティは持っておくべきだというのが俺の基本的な考え方。
それが核の抑止力と同じで、オプショナリティが嫁さんの浮気や子供の非行化を防ぐという考え方だよ。
話をもう一つに移して。
アメリカがトマホーク巡航ミサイルでシリアを攻撃したからといって、返す刀で北朝鮮に先制攻撃をかける……なんてシロウト臭い妄想は、持たない方が良いです。
アメリカはlong fuse、つまり短気ではなく、挑発してもなかなか乗って来ない国です。
もっと単刀直入な言い方をすれば、日本に核ミサイルが1発や2発撃ちこまれた後で、初めて重い腰を上げるという風に覚悟しておいた方が良いのです。
アメリカが先制攻撃してソウルが火の海になる確率は非常に非常に低い。
とこのブログから読み取ったね。
日本に原爆が飛んでくる可能性も非常に低いけどゼロでないから、そういうリスク下で日本人は生きていく心積もりでいないと駄目って事だね。
でも原爆が落とされた時のオプショナリティも準備出来ると良いね。
おわり。
コメント
コメント一覧
もし先生が開業の支援を受けられる研修医だとしたら、総合診療科を選択する可能性はどれくらいあるのでしょうか？
世界を体験したいというのはわかりますが、
自分が死ぬことを考えるとだいたいのことがどうでもよくなりませんか?
人生で心残りなことありますか?
なりません。
総合診療科に対する印象はあまり無いですが（みたことがない）、AIに一番先に置き換わる科だと思っていますが。
アートアンドサイエンスのアートがないのが総合診療科ってイメージです。
ただオッサン世代が大学にいた時はそんなものはなかったので正しい理解かは分かりません。
個人的な話になりますが、３０過ぎてもしばらく独身だったためか、これまで色々な縁談を周囲からいただきました。
医者弁護士大企業総合職などのキャリア女性もありましたし、資産数十億のオーナー経営者や地主の娘との縁談もありました。
しかし、結局結婚相手に選んだのは、家柄もキャリアももう少し普通に近い相手です。
その相手を選んだのは、単純に、見た目と雰囲気が一番好みだったからですね。
つくづく、経済合理的に行動はできないものだと思ったものです。
身近に、防衛医大卒の医師はいらっしゃいますか？
防衛医大は学生(特に貧乏人)としてはコスパ抜群ですが、卒後9年間の任官義務(※途中で抜けたら最大５０００万円の返済義務)があり、その間はどうしても症例数が不足するため、任官義務が終わったころには、一般の医学部出身の同期に臨床スキルで大きく遅れを取ってしまう、というのがもっぱらの噂です。
一生を医官として終えるのならば全く問題はないのですが、それだと如何せん給料が安いようです。
ベストプランは、防衛医大で給料をもらいながら医師免許をゲットする→9年間の義務をやり過ごす→民間の病院に転職してガッツリ稼ぐ、だと思うのですが、
いざ高飛びするときにスキルが不足しているとキツイのではないか、、、というのが疑問です。
ゆるい整形外科医先生の目から見て、防衛医大がどのように映るのか知りたいです。よろしければご教授ください。
防衛医大卒に関しては、著しく力量の劣った医者に何人にもあっているので臨床能力が低い医者が多いという印象がありましたが、少し前に優秀な先生にもあっているので全員が駄目ではないと理解しました。
ただ症例数は少ないので個人的に意識的に能力アップに務めないと（普通の医者の場合は強制的に働かせて臨床経験不足には基本ならない）稼げる医者にはなりにくいと思います。
親に金があれば防衛医大に入る学力があれば絶対に順天堂大学医学部に入った方が将来は明るいと思います。
課税前で5000万を稼ぐのは容易ですが、課税後の所得から5000万を返すのは思っている以上にこんなんだと思います。
既に防衛医大に入っているのなら９年のお勤め後に転職するのが良いと思います。
科による差が大きいので入局する科を考慮すると良いと思います。
例えば整形外科のように卒後１０年のゴールデンタイムに外傷の手術の少なさは致命的だと思います。
１０３さんの背景はこの文章からはスペックが高いと言いたいぐらいしか読み取れませんが、基本経済的合理的な行動が出来ない人間は例外なく馬鹿です。
僕の言いたいことは、１０３が医者だと仮定すれば、親が金持ちなら女医と結婚する必要がないわけですから好きな相手と結婚するば良いだけの話です。
親が貧乏でも看護師と結婚したら経済的合理的な考えができないと思ってもいません。普通に給料のいい病院で働けば（あるいは開業すれば）良いだけです。
例えばアカデミックの世界で出世を目指すなら、結婚相手も考慮したほうが良いというのが僕の趣旨です。
コメントを頂いて有り難いですが、僕の文章力不足をまた実感しました。