適性とバックグラインドを理解する。の続編。

35歳の行き遅れBBAのお話ではありません。

ワタシの誤解:20歳からの40年と60歳からの40年は全く異なる

定年での資産運用は、資産の減り方の減速。あとは夫婦でパートタイムで働くしか手がない。定年までの資産運用は、給与収入で暮らしながら資産形成することができる。
同じ資産運用でも全然毛色の異なることになるということです。


幻とリアルな気持ち感じる未熟な36歳なう

36歳になりました。もはやこの歳になると誕生日もおめでたいんだがどうだかわかりませんが、この際取り留めもなく思うところを連ねてみることにします。
まず感じることは「もうすぐ高校卒業時から同じだけの期間生きることになるのか」ということでして、少々感慨深いものがあります。バイクも盗まずに夜の校舎の窓ガラスも叩き回らずに怠惰に過ごした高校時代ですが、18歳当時受験を間近に控えていた頃の自分は何を考えていたんですかね。多分目の前の受験勉強に必死になりながらも、それなりに将来社会で格好よく活躍する自分の姿に夢を抱いていたと思うんですよね。


あなたは金融資産を取崩して生活していく自信がありますか?

最近、金融ジェロントロジーという本を読んで「加齢で頭のキレが悪くなったら自分で資産運用していく上で正しい判断ができなくなるリスクもあるぞ」と一つ心配事が増えました。


30歳の時に思い浮かべていた40歳と現実に40歳になった時は違う。

40歳の時に思い浮かべていた50歳と現実に50歳になった時は違う。

当然60歳、70歳、80歳になればもっと違ってくるんだと思う。

俺が現実に経験したシルバージョークで。

「先生、膝が痛くて死にそうです。今まで悪いことは一度もしたことがないのに神様はいないんですね。」と言ってきた患者がいた。

その患者は90歳なんだよ。

90歳で自分で歩いて外来に来れて、今まで注射も打ったこともなく、薬も飲んでいなかったって。

その時の若かりし頃の俺は体は丈夫だけど、頭は悪いんだと思ったけど。

90歳のおばあちゃんも91歳になれば、初めての91歳だし。

92歳になれば、初めての92歳だし。

理解していなかったのは俺の方だったんだと今更ながら反省。

ゲールのルールを理解する上で、そういう人間の性(サガ)も考慮する必要があると思うんだよね。

人の振り見て我が振り直せという格言があるけど、35歳の行き遅れBBAの悲しみを我が物として理解して人生を行きていこうと最近反省している。

まあ、ちょっとぐらい反省しても十分過ぎるほど傲慢な人間であることには変わりないんだけど。

おわり。