リアルの世界では、以前は手術の出来る不動産屋という自己紹介を良く使っていたんだけど。
キャバクラではなんちゃって医学博士ってもよく使ってたな。
不動産関係の仕事は今全くしていないんだけど、ちょこっと引っ越ししたので今の都内の不動産関係の雑感。
整形外科医だーーーー。@randtkikakuマイナス金利は不動産価格の二極化を加速する https://t.co/5DEEXkZm9r #スマートニュース
2016/03/31 16:52:05
今の都内の賃貸状況だけど、新築の億ションを借りようとすると4%なんだってね。
俺が不動産屋ごっこやっていた時は、新築で5−6%、中古マンションなら最低10%だったけど。
4とか5とか10とか意味不明の人もいると思うけど。
もっと簡単に。
新築1億の物件を賃貸で借りようとすると、年間400万の賃料(これが利回り4%)
月に33万3500円ね。
正確には、仲介手数料が1ヶ月分、礼金が1ヶ月分、敷金(これは本来戻ってくるもんだけど戻ってこないことも多いから)が1ヶ月分かかるので2年借りるとすると、400万☓2年間+3ヶ月分で900万。
月に直すと37,5万円。
手取り37,5万円で家族4人が生活している家庭もあるだろうから、この額が安いか高いかのコメントはしないけど。
貸す方からすると、この額は非常に微妙。
37.5万から管理費、修繕費は手元から出て行くし、当然固定資産税はかかってくる。
そして経年により最低減価償却分は値段も下がっていく。
現金一括で購入したとしても、このマイホーム購入が良い資産運用だったのかは疑問。
結局、今回の引越しでは築年数が経った物件にしたんだけど、億ションでも価値の落ちないマンションと価値が暴落するマンションとの違いだけど、今回何となく思ったことがある。
前から言われていることだけど。
まずは場所だよ。
必ずこの場所じゃないと嫌だと思う人がいる場所。
例えば千代田区の番町小学校の学区内。
(かつてのゴールデンコース、番長麹町日比谷東大)
IT起業家にとっての六本木。
ファッション関係者の表参道。
松濤、田園調布、成城などもそうかもしれない。
そして次に重要なのが地域ナンバーワンマンション。
恵比寿での恵比寿ガーデンプレイスタワーとかね。
まあ、成増のナンバーワンマンションとか、足立区のナンバーワンマンションとか将来もその価値を維持するかは疑問があるから。
マンションを買うなら、絶対にここじゃないと嫌だという層がいる場所の地域ナンバーワンマンション。
(それに準ずるナンバー2ぐらいまで)
そこに手が届かないならマンションを買っちゃ駄目だよ。
今回、引っ越し用の物件を探して思ったんだけど、新築1億程度の億ションは買うより借りたほうが絶対に得になると思うよ。
買いたいんだったら、築浅の元億ションを六千万ぐらいで買うとかさ。
当然人気の場所じゃ値段下がらないので、成増とか亀戸とか日暮里とかになっちゃうとは思うけど。
都内でさえ、不動産価格の二極化は一般人でも共有するトレンドになると思うよ。
マンション購入するときは盛り上がっているので、その物件を売ったり貸したりすることまでは考えないと思うけど。
離婚するかもしれないし、子供の学校の関係で引っ越しするかもしれないし。
貸すなら幾らで貸せるのか、その値段だと誰が借りてくれるのか。
そこまで考えてから不動産は買ったほうが良いよ。
やらない後悔よりやった後悔の方が良いって格言があるけど。
不動産に関しては、買って後悔よりは一生賃貸だよ。
おわり。
コメント
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1万円券が鼻紙感覚の大金持ち以外は、購入には慎重すぎでよろしいかと。
僕は賃貸派ですが、医者で賃貸派は殆どいませんよね。
奥さんのプレッシャーが強いのでしょうね。