こうなることは始めから分かっていた。

もし芸能界カクテルが壊れるとしたら、それはプロ野球の野茂英雄みたいな存在が出現した時でしょ。

キムタク以外のSMAPにハリウッドで通用する力があれば、こんな惨めな敗北はなかったんだよ。

どれだけの恩義があっても、オーナー社長とやり手社員との争いだったら。

オーナー社長様に付くしかないんじゃないのかね。

しかし、この独立話は直前のところで回避された。ぎりぎりのところで、ジャニーズ側が大幅譲歩して、写真集も父親の会社から出ることになった。
実は今回、キムタクが「軋轢がない」と言っているのは、このときの経緯が関係している。ジャニーズ事務所の元関係者がこう解説する。
「このとき、ジャニーズは写真集を許可するだけでなく、破格の待遇を裏取引で約束したんです。以降、SMAPのなかでもキムタクだけがギャラの条件がまったくちがう特別扱い。恋愛や結婚に関してもキムタクの意志を尊重するという約束が取り交わされたようです」


キムタクがその当時何処まで世の中のルールを理解していたかは不明だけど、キムタクにとっては人生最大のファインプレーだったね。

キムタクのファインプレーによって他のSMAPメンバーもビックリするほどの贈り物をもらった。



彼らの預金通帳には一生使い切れない額が貯まることになる。

今じゃ色モノだけど圧倒的な人気を誇った光GENJIの諸星とキムタク以外のメンバーを比べると、キムタク以外のメンバーが如何にラッキーだったかが分かる。

タイトルの日本のサラリーマンはキムタクに学べに戻ると。

キムタクのブラフが効いたのは、やっぱりキムタクが別格中の別格の人気があったからだよね。

会社の外に出るなら、野茂英雄や青色発光ダイオードの教授ぐらいの力がないと駄目だし。

日本のサラリーマンは99.999%は野茂英雄やキムタクじゃないんだから、組織にシガミツクしかないんだって。

社内政治やその組織でしか通用しない決まり事に精通する事が結局は自分自身や家族の幸せに繋がる。

キムタクでも辞めなかったんだと想像してみると、シガミツクことも勇気だと思うな。

おわり。