面白かった。
でも長すぎ。
著者が公平性を保っているかは関係なしに、この本以上に格闘技界のバックグランドを一気に理解できる本はないと思う。
時代がそうだったんだけど、俺が子供の時代は野球をやらない男は存在しなかったし、プロレスを見ない男もあんまりいなかった。
「柔道一直線」再放送で見たよ。
「空手バカ一代」リアルタイムで見てたよ。
アントニオ猪木、タイガーマスクに熱中した。
この頃は、普通に空手が格闘技最強、次にプロレス、そして柔道最弱説を何の疑いもなく生きていた。
時代は流れて、アルティメットのヒクソン・グレイシー。
あれにはビックリした。
一番弱いと思っていた柔道が、何でもありの世界で最強だったんだから。
この本を読んで、すべての疑問が今解けた。
高専柔道のうわさ話は大学生の時にも聞いたことがあった。
かつての旧制高校だった大学に在籍していた時に、柔道部や剣道部の奴らから何度か聞かされたことがある。
この辺のところは鳥肌が立った。
少し前最強の名を欲しいいままにしていたヒクソン柔術が、高専柔道だったなんて。
それとこの本の一番の見所は、木村政彦のビルドアップされた体の写真。
霊長類最強の男ってこういう体をしているのかと思った。
始めて無修正のエロ本を見た感じ。
「ほ〜〜〜ーー。」
おわり。
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