資産形成において、勤務医が他の高額所得サラリーマンと比較して非常に恵まれている点がある。

それが副業が可能だという事。

副業と言っても、有料ブログを書いたりするのではなく、バイトのことね。

研究日に他院でするバイト、土日に他院でする当直のバイト。

公務員はバイト出来ないと言われそうだけど、そんなのは即刻辞めて民間病院へ転職すれば良いんだよ。

その手の話を女医さんに話したら、「私はそんな体力はありません。」だってさ。

女医が男性医師より能力が低い確率が高いのは、結局体力がないのが原因に一つだと思う。

良い医者になるのも資産形成も、知力より体力って部分が多分にあるからね。

20代の内は、年間100日は当直すべきだと思うよ。

そういう泥臭い事が、あとで効いてくるんだよ。

日勤のバイトをするときは、オーナーシップをもって働くべきだと思う。

絶対に貰う給料以上の働きをするという意識を持つことが結局あとから自分を利することになる。

給料は同じだから、なるべく働かない方が得だと思っている医者が多いけどそれは間違い。

中年上司が新人に説教するようで申し訳ないんだけど、そういうことが40代、50代で稼げる医者に繋がる。

資産形成も医者としての技量を上げることも、一番の近道はハードワーク。

同じ筋トレでも、どの筋肉をどの程度負荷をかけてどの程度の回数をこなすかを意識してやるのと、部活のコーチに強制されて同じことをやるのでは付く筋肉が違う。

自殺した電通の東大卒女子も、今の理不尽な境遇はいつまで続きいつから女性ならではのクリエイティブを発揮できるとの意識付けがあれば、不眠でうつ状態になって自殺したとしてもその閾値は上がって乗り越える事も出来たかもしれない。

電通は嫌いだから擁護してるわけじゃないけどね。

東大に入れる人間は100万人で3000人、電通に入れる人間は100−150人、その中で出世できるのは1割。

どう考えてもハードワークは必須。

自分の適性がハードワークは出来ないと思ったら、ハードワークが必須でない分野に進まないと駄目だよ。

整形外科ってのは脳みそ筋肉系だから、ハードワーク否定派とは話が合わないんだよな。

おわり。