この産婦人科医の過労死の話は今日知ったんだけど。

息子は研修医として、その激務にまさに懸命の思いで向かい、その業務から逃げることなく医師としての責任を果たそうとし、その過程で破綻をきたしたものと思われます。親としては、その仕事ぶりを今回認めていただいたと受け取り、救われる思いです。
息子は、産婦人科を専攻する後期研修医でありました。彼は、亡くなる少なくとも半年前よりほとんど休みなく勤務し、毎月時間外勤務として150時間、月によっては200時間に及ぶ仕事に従事し、手術、夜間の緊急対応に明け暮れていたものと思われます。
現在、厚生労働省で推進されている「働き方改革」において医師の応召義務の観点から医師への時間外労働規制の適用が5年先送りにされたことは、この間に同じような不幸が起きないかと懸念されます。
応召義務は、開業医よりも24時間稼働する病院に勤務する勤務医に課せられ、夜間、あるいは、緊急対応は息子のような若手の医師に託されることが多いのが現状と思われます。
医師の自殺率、特に若いこれからの医師の自死が一般人口よりも高い理由は、不眠の継続による、または、過重な労働、責任の重さによる過大な精神的負担が原因と考えられます。
さらに研修医は卒後研修のめまぐるしい環境の変化に耐えなくてはならず、また、後期研修では、専門医資格の取得に向けた準備段階に入り、精神的疲労の蓄積はさらに増していくものと考えられます。
また、産婦人科を専攻した息子は、産婦人科特有の緊張感、いつ訪れるかわからない分娩への待機、正常に出産させることを当然とする一般常識など、精神的ストレスは大きく、その負担から解放されることはなかったことと思います。
その中で、責任を委託された者に過重な労働負担がかかり、その結果、逃げ場を失いこのような不幸な転帰を迎えたものと考えています。
医師も人間であり、また、労働者でもあり、その労働環境は整備されなければこのような不幸は繰り返されると思います。


電通過労自殺や新潟市民病院の女性研修医自殺と比べても、今回の産婦人科医の過労死はより一層憂鬱な気分になる。

このブログ自体が若い先生、医学生向けに書いているから再度書きたいことがあるんだけど。

辛かったら逃げろって話じゃないよ。

そうなる前の話。

医者としての職務とか使命感なんか一切持つ必要はないよ。

研修医なんか完全な労働者なんだから。

俺がブログで良く書く内容で赤ひげ先生的な医者に対して否定的なのは、こういう自殺を防ぎたいからなんだよ。
医者が金を稼ぐことはいけないことか?
医者が金を稼ぐことはいけないことか?
医者が金を稼ぐことはいけないことか?

整形外科医のゆるいブログのゆるいは、医者としての仕事に対する倫理観、使命感に対してゆるくって意味なの。

俺が良く医者になった理由を、いい車に乗って、大きな家に住み、高級車に乗って、いい女と沢山エッチしたいからって反感を買うことを承知して書くのは、一部の医者が医者としての仕事に対して過度の倫理観、使命感を持っていて、かつ指導医として過度の倫理観、使命感を研修医に強要する馬鹿がいるからなの。

ワタミの渡邉美樹と一緒。

俺のように傲慢でゆるい人間でも、臨床の現場では患者が死んだりするんだから現実にはゆるくは出来ないんだよ。

だからこそ、医学生、研修医の間は、自分が医者になったのは金の為だ、女の為だ、高級車の為だって俗っぽい方にバランスを取る必要があるの。

ここまで書かないと行間を読めない偏差値だけは高いけど馬鹿な医学生や研修医が多いから書くけど。

赤ひげ先生なんか糞だよ。

死んだら終わり。

そして今回のブログもおわり。