何者 (新潮文庫)
朝井 リョウ
新潮社
2015-06-26



就活をやったことがない事と、意識高い系の逆でバブル世代以前は努力をアピールしないことが美徳と言うか馬鹿のふりをするのが美徳だった時代に育ったのでこの小説のバックグラウンドが初めのうちは理解できなかったんだけど。

生存バイアス

死んじゃった東大生みたいな感じ。

でも途中からは何となく背景が見えてきて、それからはそれなりに面白かった。

これが直木賞なんだね。

随分と軽い感じがする。

それよりも、この小説で出てくるTwitterやフェイスブックの裏アカウントの話が出てくるんだけど。

今の若者はこうやってSNSを使ってるんだと勉強になった。

俺もフェイスブックは3つのアカウントを作って利用しているんだけど、それはLINEを使うためで普通に使っているのは1つだけ。

Twitterも2つのアカウントを利用しているんだけど、メイン以外のアカウントは有名人フォロー用で実際は月に1回も見ていない。

でも、若者は自分の一番綺麗に着飾った意識高い系の発信をするアカウントと、どす黒い本音を吐くアカウントに分けて発信をしているんだね。

普段使っているメールアドレスが分かると、裏アカウントも分かるんだってね。

実際に調べてみたら、普通に検索できた。

俺がこのライブドアブログ(昔はmixiで)で、匿名で糞マスターベーションブログを書いて息抜きしているのを、今の若者は、Twitterに裏アカウントを作って毒吐いているんだね。

ブログを使っているのはオッサン、オバサンで若者はTwitterってを聞いたことがあるけどこういう事なんだね。

Twitterを使って思うんだけど、気になったアカウントの以前のツイートを見てみると、ちゃんとその人のバックグラウンドが分かるようなアカウントと、セックスの時の喘ぎ声みたいに意味不明なアカウントがあるんだけど、これって裏アカウントなのかね?

それとも思考回路が意味不明な人間なのかね?

おわり。