信用について議論しましょう。

一般的な社会では信用とは言ったら「金」の事かな。

「あの人は信用できない。」と言ったら、金絡みで信用できないって事。

事務職で頻繁に遅刻を繰り返す人に「あの人は信用できない。」とは言わない。

単にだらし無いだけ。

でも営業で頻繁に遅刻を繰り返す人には「あの人は信用できない。」と使う。

大切な取引、契約、プレゼンテーションの時に遅刻したら一巻の終わり。

この営業マンは金にだらし無いわけではない。

営業マンとしての能力が信用できないって事かな。

先日、バイト先の先生と話していて「あの先生は信用できない。」という話が出てきた。

あの先生というのは経験の浅い先生で、医者としての能力が信用できないって事なんだけど。

病院内で医者が信用という言葉を使う時は、この医者としての能力に対する信用なんだよね。

女癖が悪くても、遅刻魔でも、金銭にルーズでも関係ない。

ここでスポーツの話に飛びます。

サッカーやバスケットボールやラグビーをやっていた人間には簡単に理解できると思う。
(一方野球、テニスなんかは本当の意味で理解しづらいと思う)

マンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスというのがある。
(これはバスケットボール用語で、サッカーとラグビーはちょっと違うけど)

完全主治医制の場合は、マンツーマンディフェンス。

チーム医療制の場合は、ゾーンディフェンスだと思うんだよね。

(正確には完全主治医制でも医者1人で治療するわけではなくパラメディカルの協力が必要なので広義のゾーンディフェンスとも言えるけど)

アメリカのバスケットボールのドリームチームじゃないんだから、日本の医者の世界のチーム医療とは、能力の低い医者を有効活用する戦術なんだよ。

アメリカのメイヨークリニックのチーム医療と言ったら、それはドリームチームのゾーンディフェンスでしょ。

全然意味が違う。

経験の浅い医者がいたり、能力の低い医者がいるのは仕方ないんだよ。

当たり前だから。

上記で書いたように、能力の低い医者を救済するシステムがチーム医療。

そしてそれを拡大したのが医局。

ヤクザ組織と医局組織が日本最大の互助会でしょ。

ヤクザでも病院でも一番困ることがある。

それは能力が低いことではなくて、実際の能力と自分の思っている実力との間に差がある事。

医者もヤクザも信用が一番。

上記で医者の能力が信用できないと書いたけど。

正確には。

信用が一番の信用とは、能力に見合った仕事を過不足なく実行する事だよ。

不足が駄目なのは分かりやすいけど、過ぎたるは問題ないと思っている医者がいるけどそれは間違い。

過ぎたるもトラブルの原因になる。




性欲が強いのも仕事への活力源だけど、狩野英孝みたいに過ぎたる性欲はトラブルの塊。

おわり。