一般の人から見ると小保方さんも笹井副センター長も若山先生も皆エリートに思うかもしれない。

でもある種の価値観を持った俺のような人間からしたら全然違うんだよね。

その背景を分かったほうがこの小保方劇場は面白い。

笹井副センター長
京大医学部卒。東大医学部と共に日本の偏差値教育のヒエラルキーのトップ。

北里柴三郎のような昔ではなく、東大医学部、京大医学部が偏差値教育のヒエラルキーのトップに君臨してからの彼ら達の末路の哀れさは凄かったんだよね。

勿論、日本で一位、二位の教授を産出はしているけど。

ノーベル賞に近づいた人として思い浮かべる人はいない。

サラブレッドの中でノーベル賞に最も近いと思われていたのが笹井副センター長だったんだよね。

つまり、彼はサラブレッドの星。

若山先生
茨城大学農学部ってのは、俺にしてみれば高卒と同じ。

卓越したマイクロマニピュレーターの技術でここまで叩き上げてきた。

タイプとしては野口英世に近い。

iPSの山中教授もこのタイプなんだよね。

神戸大学医学部は偏差値教育のヒエラルキーで言えば、東大理一、理二よりは上位だけど。

整形外科という、医者の中じゃ一番馬鹿がやる科で手術が下手すぎて挫折した人だからね。

そこからノーベル賞。山中教授も叩き上げ系なんだよね。

小保方さん
誰もが知っている小保方劇場の主役。

AO入試の星。
リケジョの星。
何で小保方さんがこんなに注目されたかというと、それは割烹着を着た三十路だったからじゃないんだよね。

日本初の女性研究者のノーベル賞が現実味を帯びたからなんだよね。

理系にとっては、ノーベル賞や「ネイチャー」や「CELL」は特別で神聖なものなんだよな。

野球少年が元野球選手(一軍経験がない)を尊敬してやまないように。

サラブレッド系と叩き上げ系が切磋琢磨して日本のレベルが上がって山中教授がノーベル賞を取り。

女性AO入試系がそこに加わった。

少子高齢化で未来が真っ暗の日本で、もしかしたら再生医療系の特許は日本独占か?

日本は先進国のままでいられるのか?

って所での捏造発覚。

小保方さん「捏造は若山先生がしたんじゃないですか?」

今ここ。

おわり。