大学の同級生と飲む機会があって話してみると、ちょうど子供の大学受験が始まる、終わったという先生が多い。

最近の私立医学部受験の話に詳しくなってしまった。

学生時代にやった女の話しかしなかった先生とは子供の受験の話をして。

学生時代に医学の勉強の話しかしなかった先生とは女の話をして。

二十歳の紅顔の美少年もアラフィフの厚顔のオッサンなっていて時間の過ぎるのは早いなと改めて実感。

30年前には私立医学部が如何に馬鹿なのかを話していた先生達も自分の子供が私立医学部に入学すると、今の私立医学部がどれ程難関なのかを力説していた。

現実問題として最底辺の私立医学部でさえ早慶の理工学部より難しいんだから、同世代のトップ層な事だけは事実なのでしょ。

ここからが雑感。

これからの医者は優等生タイプばかりになっちゃうね。

リスクを取らない医者がドンドン増えていくよ。

女医がこんなに増えて、消化器外科医とか産婦人科医とかが絶対的に足らなくなるよね。

自分が癌になった時には、手術を頼める外科医がいなかったりして。

俺の相場観なんだけど、医者の価値ってのはこれから10年ぐらいが最高値でその後暴落しそうな感じがするな。

東京の私立医大の御三家って言うと、慶応、慈恵、日医なんだけど。

最近、順天が学費を下げたことにより順位変動が著しく日医のレベル低下が凄いんだけど、来年から日医が学費を下げる競争に参加するんだって。

今よりもっと親が非医者の子供が医学部受験に参入するから、医学部の偏差値はより一層上がるんだろうな。

親が開業医でどうしても子供を医者にしたい人達は何処に行き着くのかね?

政治的な圧力が働いて最終的には医師免許証も、歯科医、弁護士と同じ運命を辿るんだろうな。

おわり。