基礎に戻って、もう一度医者の人的資本について考えましょう。

医者の人生のロールモデルは3つある。

教授を目指す人達の人生。
(実家が太かったり、奥さん女医さんで開業しているとか、バック無しの貧困を家族に強いるなどそのバックグランドは色々だけど)

開業医を目指す人達の人生。
(親を継ぐ人、新規開業の人など)

勤務医を継続する人生。
(地方の国立卒で、そのまま地元に残り、同僚の看護師と結婚して、能力により院長になったり、ヒラのままだったり)

この3つのパターンのロールモデルを見ることがない研修医、あるいは専門医前のドクターは日本にはいない。

でも4つ目のパターン。

自由気まま整形外科医先生だったり、俺のようなゆるい整形外科医などもロールモデルとして参考にしてもらいたいんだよね。

薦めているわけではないけど。

人的資本で考えてみると、俺も一生勤務医パターンだけど、上記3つの内の勤務医を継続する人生の場合と対比して考えてみると。

地方などで勤務医を継続する人生ってのは、最終的な目標はその地域で格付けの高い医療機関で働くことが目標だし、その中で院長、副院長になりたい。最低でも部長になりたいって人のロールモデルなんだよ。

でも俺とかはそこに一ミリも名誉とかを求めていなくて、生涯合計勤務医給与が高くなるように最適化されている。

BBA系女医さんよりマックのバイトより安い時給で頑張った研修医時代の思い出を語られたけど。

卒後10年ぐらいは目先の給料じゃなくて自分の人的資本が高くなるような修行期間だよね。

それが内科系なら10年かもしれないし、外科系なら15年なのかもしれないけど。

でも第4のロールモデルじゃ、修行期間のその後にその修業をどうマネタイズするかの具体的なイメージを持って働く、就活する必要がある。

本来なら外科系の修行の15年さえ、マネタイズの時期をイメージしてトレーニングするべきなんだよ。
(俺はしてないけどね)

場末病院で働くリスクとか必要な能力は、格付けの高い医療機関で働く能力とは必ずしもイコールではない。

リスクの部分は若い先生は十分に理解して、意識して働いたほうが良いよ。
(働く機会があったらね)


それさえ注意すれば年収3000万ぐらいは余裕のよっちゃんだよ。

古いか。

続く。