資産形成 医者編 22で場末病院のリスクって何?って質問があった。

じゃあ逆に聞くけど、医者にとっての医局って何??

医者にとっての医局ってのは、結論を言えば互助会なんだよ。

出来の悪い医者、頭の病んだ医者、アスペルガーチックの医者でも、働き場所を確保する互助会。

勿論、そういうゴミ医者を援助する方の優秀な医者ってのは、教授、助教授、講師など役職についてその分のコストを直接、間接的に得るわけ。

優秀な医者にもマンパワーは必要だから、クズ医者も必要なんだよ。

研修医なんか誰でも初めはクズ医者だけど、研修医がいなかったら大学病院は成り立たないでしょう。

医局を離れるということは、その互助会から抜けるんだよ。

互助会を抜ければ、その分ピンハネされていた分の収入が増えるけど、その分リスクも増える。

使えなければ、雇用側からしてみて金にならなければクビなんだよね。

使えるってのも、大学病院、基幹病院での使えると、場末病院で使えるのは違うんだよ。

大きな病院にはそこで治療を受けたい患者が押し寄せるわけだから、手術が上手ければ整形外科医としては名医でしょ。

その名医も大学の看板がなくなって、場末病院で勤務することになったら客引きしないといけないんだよ。

オペ患がいなかったらその腕を発揮する場面がないでしょ。

学会で名前を売って、誰もが認める名医なら場末病院でも患者が付いてくるけど。

ちょっとメスが切れる程度の名医じゃ、そんなことはあり得ないでしょ。

特に東京ではね。

客引きっていうのは冗談だけど、場末病院で整形外科医として働くのは、手術をする地域開業と同じなんだよ。普通のクリニック開業は整形内科でしょ。

僕の専門は手の外科です。
脊椎です。
人工関節です。
ってのは通用しないだって。
麻酔は麻酔科の仕事ですも通用しないし。
全身管理は内科の仕事ですってのも通用しない。

今働いている病院の内科医なんか、研修医レベルだからね。

自分で全身管理しないと全員死んじゃうからね。

患者がドンドン死んで行って、僕は手術が上手いんですは通用しないでしょ。

どう考えてもね。

続く。