今週末は日本整形外科学会という、ゆるくない方の整形外科医が集まる日本で一番大きな学会が横浜でありました。

その参加者中でもゆるい方の整形外科医が、品川で資産形成についての勉強していたらしく何かの縁で飲み会にだけ参加してみたのですが。

僕のようにもう十分資産形成が終わり、投資についての興味を失っている人間にとってはこれから日経新聞の私の履歴書みたいな感じで昔の自慢話を書かせていただくと。

それでも若い先生たちに参考になればと思いながら、今日はその一。

まず若い先生たちが全く理解していないことの一つが、税金、税法について。


これが日本の医療界の現実だけど、日本一の人工関節の名手も、日本一の関節鏡の名人も、日本一の脊椎の巨匠も。

その手術代が幾らかは知っていても、入院が一日延びたら患者の自己負担分が幾ら増えるか知らないし、他科の先生の売り上げと自分の売り上げとの関係も知らない。

専門馬鹿と書いて医者と読むぐらい、医者は世間知らずの集まりなんだよね。

なんで懲りずに、診察中も当直中もワンルームマンションのセールスの電話がかかってくるんだって。

医者ほど馬鹿で、医者ほど金を持っている母集団が日本には存在しないからだよね。

ワンルームマンションなんか買うかよって思っている裏では、札幌のワンルームマンションを買っている馬鹿な医者がいるのが医療界。

続く。