俺も世田谷区のスポーツクラブに行くから分かるんだけど。

世田谷区の高齢者に働こうとする意欲が低いことは、高齢になっても正社員で働く人(おそらくそのほとんどが再就職だろう)の割合が22位、シルバー人材センターへの登録率が23区最低という数字にも表れている。現役時代は高学歴を背景に会社役員などの高職種に就き、高所得を得ていた人たちが、「いまさら人に使われる身になれるか」とつぶやく声が聞こえてきそうではないか。老人クラブへの加入率が22位と低いのも同じ文脈で理解できる。
筆者の友人の父親は、大企業の重職を務めた人だった。定年してから家に引きこもりがちになった父親に対し、近所に囲碁を楽しむ高齢者の集まりがあることを耳にした友人は、「一度行ってみてはどうか」と勧めたそうだ。ところが、すかさず返ってきた言葉は「あんな奴らと碁が打てるか!」だったという。「三高」のプライドが、老後の生活をガンジガラメにしてしまった象徴的な逸話と言えないだろうか。


他の23区のスポーツクラブと比べると、定年後の男性老人は少ない感じがするな。

女性老人は沢山いて、コミュニケーション能力も非常に高い感じがする。

頑張って働いた結果が、哀れな世田谷病か。

医者も他人事ではないね。

おわり。