「君みたいな世間知らずが、あんがい伸びるんだよ」

「新聞の求人欄を見て面白そうな仕事があったら、面接に行って一生懸命働きますっていうんだよ。君がなにもできないことくらい、みんなわかっているんだからさ」


研修医の一年目の時に何でアストラップを取らないといけなくなったのかは覚えてないんだけど、脳外科病棟でアストラップを取ることになって全然出来なかった記憶がある。アストラップを取ったこともなければ、どういう風にやるのかを見たこともなかったので。見るに見かねて中国出身の看護師にアストラップのやり方を習うという謎の記憶が残っている。

それからは看護師だろうが、学年が下だろうが、知らないことは知らないから教えてくれって必ず言うようになった。

時間が過ぎて、自分が指導する立場になっても。

指導される先生がなにもできないことは、こっちは分かっているのにできないことを隠そうとする先生がいるんだよね。

これまた謎の存在だな。

折角教えてあげようって言うのに、それを拒絶するってのは本物のバカなんだろうな。

習う時は自分流にアレンジしないで、教えてくれる先生のやり方を100%トレースすんだよ。

四角巾の掛け方、手術中に看護師に言うオヤジギャグまでトレースして一人前だよ。

指導医が術中に当直室に女性を連れ込んだ話しをしたとしたら。「先生の真似をして僕も当直室に連れ込んだんですが、先生の時代と違って監視カメラでついているので、その当直バイトをクビになりました」とボケてこそ、本物の整形外科医だと思うよ。

守破離と同じ考え方なんだけど、自分流にアレンジするのは守が一人前になってからだよ。

手技系が出来ない医者は皆これ。

バカで不器用で出来ないのに、自分流にアレンジすることを考える。

そうすると、こいつはバカだから教えても伸びしろがないと判断されて教えてくれなくなる。

医学生、研修医、若い先生達に於かれましてはそのようなことがないように。

一時恥かいても、身につけた技術は先生達の財産です。

note更新しました。

結婚をマネタイズする為の適齢期はいつか?

おわり。