これまで一度だけ、友人に金を貸したことがある。もともと個人間での金の貸し借りはしないと決めていたから、最初から返してもらうことは期待していなかった。三ヶ月かけて車でオーストラリア大陸を縦断するという旅の費用で、わずかな金額ではなかった。もちろん私は慈善家ではないから、金を出したのには理由がある。人生が変われるかどうか、知りたかったのだ。

友達から金を貸してくれと言われたら?

金を貸してくれと言ってきた高校時代の友人は、所謂社長さんなんだよね。

俺の個人的な理解なんだけど、サラリーマン=使用人=勤務医。

微々たる額の金で働かされるけど、リスクはない。法律で保護されるべきか弱い存在。

起業家、実業家、社長さん=無限の収入の可能性がある。しかし強者であり法律で保護されるべき存在ではない。失敗=最期は自分の命で償うしかないのでは。(日本は失敗したら再チャレンジが難しい、アメリカは失敗経験が評価されるってのは今回は置いておいて)

俺自身は超富裕層だけど、勤務医で使用人って意識があるんだよね。(法人の社長さんではあるけど、なんちゃってだから)

一方、経営者ってのは別の種族でしょ。

金の貸し借りは同属種でやるべきだという思いがある。

この手の金の貸し借りは社長さん同士でやるべきではないのかね。

この手の資金繰りに困ったときにどうにか借りてくる力も経営者の能力の一番重要な所でしょ。

それを使用人に頼るってのが、もうファイナルステージだと思うよ。

おわり。