もう30年以上前の話になるけど。

まだ昭和の時代だった。

何を勘違いしたのか、都落ちして地方国立大学医学部に入学した若き日のゆる医整形外科がいた。

その選択は今考えると大正解だったんだけど、入学した1ヶ月後の5月に原因不明の腹痛が現れた。

旧六の一つなので地方の中ではそれなりだったんだろうけど、親が医者でない何も知らない俺にとっては地獄のようなど田舎だった。

昔を振り返ると、俺のような根拠のない自信にあふれている人間も鬱になるんだから誰でも鬱になると思ったね。

腹痛でのたうち回っていた俺は一番近所のそれなりのクリニックを受診したんだけど。

旧六出身の親が開いたクリニックを継いだ馬鹿私立医大卒の息子の診察を受けて、バリウムを飲まされて透視をされた。

10代の腹痛にバリウムだよ。

流石は私立医学部クオリティー。
(今の私立医学部のレベルの高さは十分に理解しております)

マジで東京に帰ろうと思ったね。

切なくて寂しくてね。

今考えれば、都落ちした人間の99%は皆同じだと思う。

だけど、合コンとかしてど田舎出身の彼女が出来てエッチをしていると、そんなど田舎も住めば都と思うのが普通の感覚だと思うよ。

だけどはてな匿名ダイアリーのブスとか、魔法使医先生とかが難治性ヴァージンになるのはそれなりの理由があると思うよ。

今は医学部ブームだから、沢山の都落ちこじらせ難治性ヴァージンが沢山いると思うよ。

特効薬はセックス。

言うまでもなく、都落ちした地区出身の恋人とね。

俺はその特効薬で救われた致死寸前の人間を数十人単位で知っている。

それ以外の特効薬があると思って彷徨った人間はみんな魔法使医先生みたいにゾンビになっている。

まあ昔は同じ病棟の看護師に拉致されてゾンビになりたくてもなれない症例が殆だったんだけどね。

ゾンビにならなかった先生達はほとんど無限ATM地獄で苦しんでいるから、どちらが幸せかは分からないんだけどね。

おわり。