HPVワクチン接種後の多彩な症状を呈する患者さんをどう考えるか、HPVワクチン接種の積極的推奨をどうするのかについては、現在のところ未だに激しい意見の対立が続いていることも事実である。

パターナリズムをどう思うかと一緒だな。

医者は「医者か、医者以外か」と思っているのでどうしてもパターナリズム的になる。

言うまでもないけど、俺なんかはHPVワクチンは打て、素人が「トンデモ本」を推奨するなってスタンスだけど。

だけど、俺も爺医になってきて段々パターナリズム的な感じで患者と接することが少なくなってきたな。

マターナリズム的な感じになってきている。
マターナリズム(英: Maternalism)は、パターナリズムの対義語である。相手の同意を得て、寄り添いつつ進む道を決定していくという方針である。日本では、母性主義とも呼ばれる。

全身状態に問題がない大腿骨頚部骨折の患者には手術を薦めるけど、本人家族がどうしてもしたくないと拒否をすればそれ以上は薦めない。(当然無理に手術をする権利もないけど)

HPVワクチンを薦める機会が全くないので患者に推奨することはないんだけど、あったとしてもワクチンを打つことは不安だと言われたら説明はするけどそれ以上は薦めない。

大腿骨頚部骨折の場合で内側骨折だったらそのまま偽関節のままで生きていく人生を選択したのならそれは患者の権利だと思うし。

HPVワクチンを接種しなくても生涯性体験しないかしれないじゃん。

マターナリズム的でもないか。

形だけはちゃんと説明して、理解できているかどうかは分からなくてもその後は本人の意志に任せる。

ゆる医というよりは、情熱をなくしたやる気なしドクターだったわ。

ただ言い訳をすると、情熱がありやる気のあるドクターを必要とする場面環境もあるし。

情熱をなくしたやる気なしドクターの方がなにかと都合がいい場面環境もある。

適材適所ってやつの一つだと思います。

おわり。