「君たちに出会った頃、私はラグビーなんて大っ嫌いだった。君たちがどうしてこんな泥臭いスポーツに夢中になるのか、正直全く分からなかった」
「だが、君たちは私にラグビーの素晴らしさを教えてくれた。人生の素晴らしさを教えてくれた」
「君たちに出会えて良かった。アストロズに出会えて良かった。私はラグビーが大好きだ」
「君たちのラグビーを見せてくれ。そして勝ってくれ! 今日、ここで君たちと最初に出会った時の誓いを果たそう。優勝だー!」

ラグビーを題材にしてドラマではスクール・ウォーズも当然面白かったんだけど、このノーサイド・ゲームもそれに匹敵するぐらい面白かった。



ラグビーに限らずスポーツを題材にした作品は多いものの、ここまで迫力のあるプレーシーンは「数年に1度しか見られない」というレベル。基本的にドラマの撮影は、1つのシーンをさまざまなアングルから繰り返し撮影することが多いだけに、選手役の俳優たちにとっては、通常の試合よりも肉体・精神に負担がかかるものです。その点、「ノーサイド・ゲーム」は福澤監督らプロフェッショナルによる技術と努力によって、「現実の試合中継よりも迫力のあるプレーが見られる」と言ってもいいかもしれません。また、単なる勝ち負けにとどめず、ハイレベルなプレーや戦術分析を織り交ぜたこと。それを実現させるためにラグビー経験者を大量にキャスティングしたこと。ラグビーの盛んな東京都府中市でロケをしていること。これらはラグビー経験者である福澤監督の“男のロマン”にも見えます。

「数年に1度しか見られない」というレベルじゃないよ。

ここまで迫力があるプレーシーンをテレビで見たのは始めて。

ハリウッド映画レベルの迫力だからね。

スクール・ウォーズ自体も伏見工業のラグビー部員がやっているのでそれなりに迫力はあるんだけど、ノーサイド・ゲームは格が違う。

スクール・ウォーズ自体の凄みは、実話ってことだからな。

高校時代に見ていつも泣いていたのを覚えている。

いつかノーサイド・ゲームは昼の時間帯で再放送されると思うけど、見逃した男性は録画して見たほうが良いよ。

ゆる医的にお薦めする。
1956年のスタートから60年超の歴史を持つTBSの伝統ドラマ枠「日曜劇場」の作品であり、「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」「陸王」を生み出した池井戸潤さん原作の作品で、平均視聴率約11%(ビデオリサーチ、関東地区)は、「低い」とみなされても仕方がないでしょう。

TBSの日曜劇場で平均視聴率11%じゃ失敗なんだろうけどね。

世間的にはラグビーが不人気で、泥臭い男の話なので女性ウケはしないってことなんだろうけどね。

おわり。