金ピカ先生ね。懐かしい名前だな。

俺が受験生だった頃は駿台の伊藤和夫の全盛時代で、『基本英文700選』、『英文解釈教室』なんかで勉強した記憶がある。

得意だった数学や物理と違って最後まで英語は出来るようにはならなかったけど、国立医学部の受験で英語で不合格にならない程度にまでは学力が上がったのは伊藤和夫のお陰だったからな。

高3の春の模試で全国模試偏差値35程度だったんで、純粋な理系脳の俺には『英文解釈教室』が良かったんだろうな。

その一方で、もう少しお馬鹿に人気だったのがこの金ピカ先生。

MARCHあたりを目指している私立文系の人間が好きそうな感じだったな。

医者の中ではバカデミィック代表の俺も、高校時代に出会ったのが金ピカ先生だったら今頃は医者になれずに何者になっていたんだろうな。
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1980年代、佐藤さんの最盛期の講義料は90分で200万。年間2億円以上の収入があった。だが、数千万円するクラシックカーを次々購入するなどの浪費がたたり、気づけば一文無しになっていた。電気も止められ、家の中は真っ暗だった。

これで68歳か。

スーパーカーを買ったり、クラシックカーを買ったりする奴は馬鹿が多いからな。

ある一定の割合でこういう末路になるだろうなって典型例だね。
「いま口にするのは焼酎とタバコくらい。アルコール度数が20度の焼酎が好みで朝も夜もこれを飲んでいます。タバコはケントの1ミリ。食事? ほとんど食べません」

アル中ってことに関しては俺も車好きの馬鹿を笑っていられないところが辛いところだけど。
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「人生最後の愛車であるティファニークラシックですね。あと、やっぱり刀は好きです。ここにはないけど、別の部屋に飾ってあります」


ルパン三世の車だね。

学生時代だったり、20歳代のときは宵越しの金は持たないこんな感じで死んでいくのがカッコいいと思っていたこともあるけど。


ところで、「昭和」とここまで繰り返してきましたが、実際には男性的娯楽産業のピークは1998年(平成10年)くらいのようです。

研修医のときは既に平成に入っていたけど、まだ昭和の面影があったんだけどね。

今となっては車はプリウスで十分だし。

麻雀などのギャンブルをやっても面白くないし、当然買いたいとも思わないし。

酒だけは止められないけど、80歳ぐらいまでゆるくながく生きていきたいと思うよ。

それが俺にとっての分相応な人生だと思います。

おわり。