勿論勝つことを信じて応援していたけど、夢が現実になったね。

日本がティア1に勝つことなんか前回のワールドカップで南アフリカを破った例外以外は全くなくてね。

住んでいる世界が違うってやつだ。(ティアってのは階層のことだからね)

古すぎる話で恐縮なんだけど、ミスターラグビーの平尾が現役時代とか監督時代には大分期待をしたんだけど。

全然、全然、ティア1とティア2では力の差が歴然だった。

今回の日本代表が試合前に想定したプランなんかは、どこのチームも考える。

格上のアイルランドに対して、相手の強みであるスクラムを負けないようにして、トライ差があってもペナルティーで点差がワントライワンゴールの7点以内で試合運びをして、最後にハードトレーニングで鍛えた持久力で、後半相手がバテてきたら逆転する。

こんな事が如何に机上の空論なのかはラグビー経験者なら誰でも知っていると思う。

高校時代の弱小ラグビー部のコーチから、一人一人が今の自分より7%多く走れるようになれば、15人が16人で戦うのと同じになるみたいなことを言われたことがあったけど。

申し訳ないけどこれ以上は走れないだろって思っていた。

プラン通りにいかないのが普通の人生で、プラン通りの試合展開(アイルランドと互角のスクラムを組む)にするためにどれだけの努力があったんだろうね。

それを考えるとそれだけで涙が出てくるな。



田村が一発目のペナルティーを外したときは嫌な感じがしたんだよね。

日本がアイルランドと互角にスクラムを組むってのは、白い巨塔の財前五郎が医学部教授に上り詰める人生に例えると。

財前五郎が阪大医学部に合格したみたいなものなの。ここがスタート。

田村のペナルティーで点差を離されないようにするのが、財前産婦人科の娘と結婚するみたいなもの。

田村のキックは本調子ではないけど、前半を12対9で踏ん張ってのが大きかったな。

フォワードの頑張りが一番大きかったのはその通りだけど、今回の大金星で田村のペナルティーの貢献は想像以上に大きいと思う。

前回のロシア戦は全然あたっていなかったからね。

グランドにいた選手全員が勝つとは信じていたと思うけど、それが確信に変わったのは前半が終わって3点差だった現実でしょ。
「誰も勝つと思ってない。誰も接戦になるとも思ってない。誰も僕らが犠牲にしてきたものは分からない。信じているのは僕たちだけ――」。

ヘッドコーチ(ラグビーの監督)自身でさえ、信じていたことが確信に変わったのは前半終了の瞬間だったのでは。


福岡は来年の東京オリンピック後に引退して医者を目指しているみたいだからね。

前回のワールドカップでは目立った活躍できなかったので、アイルランド戦でのトライは良い思い出になったね。

福岡は医学部入学を社会人枠で考えているのかね?多分そうだろうね。

話を戻して交代したリーチマイケルや福岡の活躍は、医学部教授選挙のところに当たるんだけど。

まあ話としては盛り上がるところだけど、二人の活躍がキモではないな。

財前五郎も普通に考えたら(彼のキャリアから言えば)もっと普通に教授になっていても可笑しくないからね。

そんな感じでマフィや山中が普通にトライを取る展開も十分にあった。



日本が予選一位で決勝トーナメントに出ることも夢でなくなってきた。

前回のワールドカップで3勝して決勝トーナメントに行けなかった経験、教訓が凄く効いている。

ボールゲームだから、アイルランドに勝てたから比較法でスコットランドに勝てるわけではないのは当たり前の話なんだけど。


ボーナスポイントについては専門的な話になるんだけど。

アイルランドはロシア、サモアに4トライ以上あげて勝つだろうから、合計点が16点になる。

日本がサモアに4トライ以上とって勝つと14点。(スコットランドに負ける前提だと)

スコットランドに負けても7点差以内なら日本は15点になる。

スコットランドはロシアには4トライ以上で勝つと思うので5点。

サモア戦は微妙だけど、4トライ以上で勝って5点。

日本に7点以上の差で勝った場合は(日本相手に4トライはないと仮定)スコットランドは14点。

当該チーム間の勝敗でスコットランドが勝った場合は、決勝トーナメントに行くのはスコットランドになる。


まずは次のサモア戦をボーナスポイントをつけて勝ちたい。それは次のスコットランド戦が負けても7点差以内なら決勝トーナメントって状況を作り出せる。

もしスコットランド戦も勝てば(予選1位なら)、目標のベスト8だけでなく決勝トーナメントでの南アフリカとの準々決勝では日本勝利までありえるね。(予選2位だとオールブラックスと当たるからね)

ベスト4の夢が広がった。

応援のしがいがあるわ。

おわり。