整形外科医だーーーー。@randtkikakuグーグル先生と人間の専門家の違い & 使い分け方 - Chikirinの日記 https://t.co/vtaR3oMVxY
2019/11/22 13:37:50
この辺のブログ内容は流石はちきりんって感じだな。
ブログで飯食ってる人間のを商品を余り引用したくないので、アクセスして読んでください。
その上で。
俺はちりきんのブログとは逆で、グーグル先生が本物の医師を超える日はそんなに遠くないと思ったな。
本物の医師を、超一流とか優秀な医師と解釈するなら永遠に超えることは出来ないのかもしれないけど。
本物の医師を、医師免許証を持っているだけの医者と定義するなら10年どころかあと5年で超えてくると思うんだけどな。
俺のような場末の病院で整形外科の外来をやっていると。
例えば「撓骨遠位端骨折」の患者が受診したとして、レントゲンを見れば整形外科の専門医なら手術適応なのか、保存的加療なのかは一瞬で分かる。
だけど場末病院には場末病院の難しさがあるんだよね。
明らかに手術適応なんだけどギブスのほうが良い症例だったり。
明らかに保存的治療で問題ないんだけど手術のほうが望ましい症例だったり。
当然公共のブログなんかでは書けない内容を考慮に入れて治療方法を選択する。
(本当に深いところまで患者背景を配慮してもあるし、大人の事情もあるし)
場末病院で働く同業者の整形外科の先生なら当然わかって貰えると思うけど、手術が決まってから検査一式が始まる。
格式の高い病院なら検査後にリスクが高いって話をして手術を中止することが通用するんだけど、場末病院では現実問題として色々難しいところもある。
malignantを扱う消化器外科や、命に直結する心臓血管外科や脳外科とは話しの齟齬が生じるからこの辺にしておくけど。
もう一度タイトルに戻して。
本物の医師を、専門医を持っているだけの医者(ただし数値化出来ない患者背景を考慮しない診断に限る)と定義するなら。
あと5年もすれば、医者の3割ぐらいはグーグル先生以下になるし。
同様に5年もすれば、医者の5割はAI先生以下になるとおもうんだけど。
あと10年もすれば、医学部を卒業した医者の半分以上が生涯グーグル先生を超えることが出来ない時代になってくると思うんだけど。
だから手技系の医者になれと言いたいわけではない。
数値化出来ない患者背景を考慮できないタイプの人間はこれから臨床医としてやっていくのは難しいとは思うけど。
数値化出来ない患者背景を考慮できないタイプの人間だけど、普通の臨床医をやっていきたいなら平均以上の手技の力量をつけないと難しい。(あるいはオールドドクタータイプのハードワークを厭わない)
それが無理なら、医師免許証があれば通用するAGA,脱毛などに一日も早く移って。
医師免許証をマネタイズしたほうが良いよ。
法律がいつまでも医師免許証の価値を担保してくれるかどうかは、その時の経済状況や政治力学によって大分変わってくると思うよ。
大門未知子のような圧倒的なスキルを持った医者も必要とされなくなり、圧倒的なスキルと圧倒的な背景への配慮が出来る医者以外はグーグル先生に置き換わる時代もそう遠くないかもしれないな。
俺は圧倒的なスキルも圧倒的な患者背景への配慮もないけど、十分に稼げた世代なのでどうでもいいんだけど。
これからの先生たちは未来を予想してシッカリと鞘を抜いてください。
このクソブログを読んでいる時点で、鞘を抜く資格があるよ。
かっち@upside_k楽して高収入を実現するには、何かを捨てないといけない。キラキラ企業のブランド、積み上げた信用、エリート街道、溜め込んだタネ銭、それかプライド。今からプロファームで働くなんて全く逆の発想で、ゼロから漁師になるぐらいの覚悟が求められる。
2019/11/24 14:13:10
上記なんかを参考にしながら、裁定取引については「駅徒歩7分以内」のマンションなら幸せか?でも書いたけど、どうやって鞘を抜くのか、どこで鞘を抜くのか。
自分の置かれている環境を考慮して、自分の頭で頭に汗をかくぐらい考えてやらないとね。
医者としての社会的要求からはゆるく、女性からの男のくせにという要求にはゆるく。
だけど、どうやって鞘を抜くのか、どこで鞘を抜くのかを聞かれたら、抜け一つもないぐらい詰めておかないとね。
ゆる医的には、それが頭の良さだと思うけどね。
おわり。
コメント
コメント一覧
週1〜2回の非常勤収入+配当で年1000万くらい入ってきます。
時間が有り余ってて、お金も使い切れないので、自分的にはもう十分です。
医師なら「本業の稼ぎ+倹約+株式購入」を10年20年続ければ、誰でも自分程度の生活を手に入れられると思っています。
ちまたの医師ブログでは不動産とかビジネスとかが盛んですが、わざわざ手間暇かけたりリスク背負ったりしなくても、大半の勤務医はこれで十分豊かになれると思うのですがいかがでしょうか?
先生のnoteの『医者の世界の歪みの活かし方』にもあるように、医師の世界には歪みが沢山あって、拾うだけでも富裕層という言葉が私も資産が増えるにつれ納得できます。個人的には富裕層も一里塚でそれ以後は子育てに少しシフトするのもいいと思っております。
opeの適応はガイドラインより、患者の保険の種類や性別、年齢職業インテリジェンスが決める部分も大きいと思っております。malignantだって私は上記によって術式を変えております。
億り人おめでとうございます。
セミリタイアもおめでとうございます。
リスクを取らない人生プランをお薦めしています。
まあ取りたい人は取れば良いのですが。
先生も億り人ですか。
まあ、その後子育てにシフトチェンジするのも良いと思います。
ただよくブログに書いているように子育てに過剰に関わるのは、自分自身の伸びしろがなくなったのを補完するためってのは好きではないですが。
子供の人生は子供のものであり過剰に関わるのではなく、適切にとは思います。
ご指摘の通り、東大理3ママとか気持ち悪いですからね。
資産形成面白いので、もう少し積立てていきます。
子育てにコミットするばするだけ、成功率、成功自体(偏差値の高い)の確率はあがるでしょうね。
大学を入れるまでは親の責任で、その後は子ども自身の人生だと割り切れまるのでしょうかね。
親が自分の人生の一部を我慢した場合です。
それと金を沢山稼げば良いわけでもなく、教育をかければかけるほとリターンが大きくなるわけでもないので