「山手線の南半分から30分以内の駅を探してください。その駅から徒歩5分以内で、所有権のある土地が50平米以上のワンルーム2部屋以上の一棟物件を狙いましょう。各部屋の家賃は6万円以下に設定してください。月額家賃がローン返済額を上回ることは必須ですが、金利や繰り上げ返済のできる条件に応じて返済額をいくらにするかを考えてください」

この条件が成功の方程式なのかは分かりません。

まずは己を知りましょうの続き。

医者という高属性が不動産投資に向いている訳ではなくて。

正解のない問題の答えで書いた夢を追いかける情熱を止められない人。

マネーリテラシーは重要で書いた自分のポジションが決まった人。

そういう人たちが、今持っている種銭で、自分の属性で、何処にどの規模の物件を買うのが勝つ確率が高くなるかの仮説をたてられる人が不動産投資に向いていると思うよ。

例えばプロの不動産屋が手を出すには規模が小さすぎるけど、サラリーマンが購入するには高すぎるような物件を狙いに行って欲しいよね。


それと不動産投資って必ず出口戦略って単語が出てくる。

俺はそれに対しては否定的で、医者が副業でやる不動産投資は出口戦略を強く意識するよりはその物件を持ち続ける意識で良いと思うけどね。

非常出口戦略は必要だと思うけど。

仮説通りで上手くいく方が稀なわけだから、当然その仮説も修正する必要があれば修正する。
ファイナンスの観点では「金利が低い時には、借りられるだけ借りる」というのが正解と考える人が少なくありません。しかし著者は違うスタンスを取っています。使い道が具体的に見えない貯金ができたら、すぐに繰り上げ返済に回すことをおすすめしています。


俺も同様の意見なんだけど。

利益を最大化するのではなくて、なるべくリスクを抑える方法論のほうが勤務医の兼業には向いた考え方だと思う。

本業だったり、副業に多くの時間を投入できるなら正解は違うかもしれないけど。


俺がコンビニ経営者だったら機会ロスより食品ロスのほうが怖い。

コンビニ本社の方は当然機会ロスが怖い。

立場が違えば答えも違うよ。

不動産投資も同じで、銀行や不動産屋は沢山ポジションを持つように言うよね。

それが彼らの得だから。そしてリスクは俺たちが負うことになる。

俺は不動産投資につきもののレバレッジについても否定的。

レバレッジをかけるなとは言わないけど、かけ過ぎないほうが良いと思うよ。

だって本業は医者でしょ。
物件探しで注意したいのが、どんな業者とつきあうかです。個人を対象としている不動産業界には、自分たちの利益確保しか考えない会社は少なくありません。うっかり口車に乗ってしまうと、後々の破綻リスクが高まるのはもちろん、売買の営業マンや管理担当者が信用できなくなり、接するのが嫌になってくることもあります。しかし、そうした相手をすべて避けていたのでは、優良な物件に巡り会う機会も減ってしまいます。不動産会社や担当者によって得意分野が異なっているので、自分が欲しいジャンルの情報網を持っている会社なり人を見つけていくためには、とにかく接触頻度と時間を積んでいくしかありません。運悪く、いったん信じた担当者に騙されたと感じたことがあったとしても、会社員人生を生き抜くためにやっていることなのだろう、と一歩引いて、油断せず接し続けることがコツだと思います。

営業マンにもノルマがあるからね。

汚い部分には多少は目をつぶって。

そこまでやってはじめて最高の伴侶(収益物件)を手に入れることが出来るんだと思うよ。

あけましておめでとうございますで書いたような最高の伴侶(収益物件)を手に入れることが出来ると、毎年恒例の年末の金融資産チェックで書いたように生きることに飽きることが出来るよ。

生きることに飽きるのも結構楽しいよ。

おわり。