橘玲が幸福の条件として「金融資産」「人的資本」「社会資本」が重要と定義した。



幸福の条件はそうかもしれないけど、俺達が金を得るためには金融資産を運用するか自分自身が働くかのどちらかしかない。

親が非医者のドクターが24歳で医師免許を取得したとしても当然金融資産は持っていない。

この先生の人的資本は65歳まで働いたとして生涯年収が4億5000万円。それから所得税や社会保険料を差し引いて3億円。

24歳の時点での人的資本は3億円。それが65歳で働けなくなればその人的資本は0円になる。

24歳の時点では0円だった金融資産も65歳の定年時には1億円になっているかもしれない。

この1億円と今の価値に換算するとどの程度貰えるのか分からない年金で人生100年の残り35年を過ごす必要がある。

一方、ドルで資産を持つのと円で資産を持つことの差は基本的には全くありません。

為替レートってのが決まっているからね。その時のレートが1ドル100円だったら。

1億円を持っている日本人と100万ドルを持っているアメリカ人の貧富の差はありません。

そこで将来1ドルが50円の円高になるとしてら金融資産は全部円で持っていた方が良い。

一方、将来1ドルが200円の円安になるとすると。1億円を持っていても50万ドルとしてしか換金できない。

だけど俺は医者のような準公務員はドル資産をある程度は持つべきだとは思っている。

一方、公務員が全員ドル資産を持つべきだとは思っていない。

だって地方公務員などで日々の生活がやっとの人もいるわけでしょ。そんな生活の中でどうやってドル資産を持つのよ?あくまでもドル資産ってのは余剰資産でしょ。

ドル資産を持つ一番の意味は保険、ヘッジだって。

医者のように現時点では収入が多く国民皆保険制度に収入の多くを依存している状況なら、余剰資金はある程度ドル資産で持っていれば円建て資産である医師免許証が毀損した時にドル資産が生活をヘッジしてくれるじゃん。

日本人は優秀で日本は特別な国で自分たちが生きている間は円資産だけを持つことが正解だったとしたらそれはそれで良いじゃん。

ドル資産を持つことによって損したとしたらそれは掛け捨ての保険に金を払ったと思えば良いだけなの話。

ドル資産を持つことで儲けようと思う行為は投機なんだって。

ドル資産を持つことで自分の未来に保険を掛けるのが投資。

今勤務医が貰っている給料水準が自分が定年になるまで未来永劫続くなら、一番いいのは投資に関わらないこと。

バブルの時代にゴルフ会員権で大損した医者が一杯いるんだよ。

医者にとってはまだいい時代だったので、それで一発退場になった先生はあまり聞かないけど。

今年めでたく医学部に合格した学生が医者人生を終えるであろう50年後に国民皆保険制度はどうなっているんだろうね。

ほんの少しの知能と日本語の読解力があったとしたら、新コロ相場で暴落したVT,VTIを積立で買いに行かない医者、医学生がいる事自体が俺には理解できない。

これで大儲けするのが目的じゃないよ。未来に保険を掛けるだけのことじゃん。

それは医者が医者らしい人生を歩むためのものです

おわり。