現在、都心部だと、看護師が夜も常駐している民間の老人ホームは、月35万円くらい出さないと入れない。安くても25万〜26万円はする。特別養護老人ホームの利用料でも、年金で入れるような月15万円くらいの施設は都市部にはない。

2040年にはこのモデルは持ちこたえられなくなっている可能性が高い。なぜなら、未婚率が上昇しているからだ。2019年時点の75歳以上の未婚者は全国で70万人弱。2030年には約140万人に増え、2045年には約250万人になる。総人口は減るにもかかわらず、未婚の人口は今の3〜4倍になるのだ。独身で低所得だった場合、孤立死は避けられない。




50歳以上の方は、「ねんきん定期便」の確認をおすすめします。60歳まで年金保険料を納めた場合の年金見込額が記載されており、現時点で最も正確な受給額を確認できるツールです。

この前ねんきん定期便なるハガキを受け取って自分の中で衝撃が走った。

こんなに年金額が少ないのかってね。

少子高齢化で段々年金が減っているのは知識としては知っている。

だけど両親が健在でどの程度の年金を貰っているかの情報があるから。

だけど自分自身は厚生年金の保険料はマックスの額で徴収されているから。

両親と比べてベースとなる収入が多いのでまあこの程度かなと脳内変換していた部分がある。

ねんきん定期便に書かれていた額は衝撃的な年間210万円ぐらい。

月に20万円にもならないんだね。

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俺の両親は共稼ぎだったので両方とも月に20万円以上貰っている。

単純計算で親世代と自分世代では年金が月に10万円安くなるんだな。

それは衝撃だよ。

俺はたまたま運良く資産形成なるものに出会って資産形成出来たから良いけど。

俺の弟とか普通に将来的には金銭的な問題で老人ホームに入れない可能性はあるな。
(弟の年金額は企業年金分を除けば俺と同じぐらい)
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夫婦仲良くしていれば国民年金分が加算されるから普通の生活は問題ないだろうけど。

どちらかが倒れて老人ホームに入るようになったらもう生活が成り立たない。

2040年なんか直ぐにやってくる未来だけど。

社会の基盤、社会の仕組みが大きく変わるんだろうな。

その時の衝撃は相当なものになると思うよ。

その時に衝撃を受けないために今シミュレーションしたほうが良い。

そして今の35年の住宅ローンや中学受験のための費用や外車、海外旅行の費用があとから後悔に繋がらないかを検討してみたほうが良いよ。

よくコメントを貰う井上先生が結婚のリスク、子育てのリスク、親の介護のリスクについて言及しているけど。

自分の親がそうしたから大丈夫だという理由だけで結婚して子供を作ってマイホームを購入することが正解かどうかは分からないね。

それでも結婚も子供もいた方が人生が楽しいとは思うけど。

おわり。