バウマイスターの主張の要旨とは、「男女間の生物学的な差異を効率的に利用するシステムを発展させることで集団間の競争に勝利してきた文化だけが、現代まで生き残ってきた」というものだ。

女性が生涯に生産できる子供の数には限りがあるのだから、集団の人口を拡大するためには女性を保護する必要がある。一方で、10人の男性のうち9人が死んだとしても一人が生き残って精子を排出できていれば、人口の拡大という観点からは問題がない。だから、集団の維持のために戦争行為や危険な労働が必要な場合には、男性をそこに追いやったほうが効率的なのだ。集団からすれば、女性よりも男性のほうが消耗品として扱うのにふさわしい存在なのである。

最も重要なのは、文化は男たち同士を競争させて、勝ち抜いた男たちだけに報酬を与える、ということだ。競争に負けた男たちにまで報いることは、集団にとっては非効率的である。そのため、利益を享受する勝ち組の男たちと利益にありつけない負け組の男たちが、ひとつの社会に同時に存在しているのだ。

バウマイスターの主張は面白いね。

今回は上記の主張の仮説が正しい前提で。

今までの社会では男尊女卑が正しい戦略だったんだ。

表面的に男が威張っているだけで、男が消耗品なんだけど。

だけど段々男女平等の社会の集団が男尊女卑の社会の集団を駆逐している段階。

その社会では人口の数は関係ないから女性の保護も必要ない。
(弱者男性論者なんかは淘汰されて然るべき存在)

GAFAの世界観だな。

男女差別もない、国籍差別もない、あるののは能力の差だけ。

そこから導き出される結論はこれからは女たち同士を競争させて、勝ち抜いた女たちだけに報酬を与える社会になることだな。

行き遅れBBAと言う概念がなくなる。

勝ち抜いた女性は負けた女性を家政婦代わりに使えば良いだけの話。

欧米の女性がフィリピン人をメイドとして使うようなもんだ。

それが同じ日本人同士で起きるだけの話。

負けた男性が結婚できないように、負けた女性も結婚できない。

勝った女性が出産から開放されるのかは分からないけど。
(代理母出産などね)

少なくとも子育て、掃除、食事などは負けた女、負けた男に安い金でやらせれば良いだけの話なので。

ゆるふわ女医みたいな歪みを利用した人生プランではなくて。

女性も勝ち抜いた奴だけに報酬を与える。それもビックリするぐらいの多額の利益供与する。

その方針で日本からもGAFAに準じた企業を創り育てていく。

フェミニストが望んでいた本当の意味でも男女平等社会の完成。

俺も大賛成だけど、その頃にはもう日本人としてのアイデンティティーもなくなっているね。

おわり。