今日の外来で、紹介状を持って撓骨遠位端骨折(手首)の患者さんがやってきた。
東京ルールとは。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kyuukyuu/tokyorule/index.html
簡単に言えば、救急隊が患者を病院に連れて行く時に。
病院が見つからなかったら、有無を言わさず区が違っても大学病院などの大きな病院に運搬するって制度です。
そのような地域救急医療センターには、迷惑代として税金が投入されているのでしょうけど。
そのように時間外医療を支えてり先生たちには、本当に頭が下がる気持ちで一杯ですが。
僕がビックリしたのは。
地域医療救急センターで、その患者を診察した医者は整形外科医ではありませんでした。
大学病院でも、分院と言われるような所は整形外科の医者の当直医を毎日配置することが出来なくなってるのですね。
東京でさえ、この有り様。
たぶん、地方はほぼ壊滅状態なんでしょう。
自然と同じで、一度壊すと回復することは非常に困難です。
それが今の現実の医療現場だと思います。
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