昨日、NHKの番組見たよ。
俺もシンガポールに行けるぐらいの資産と英語力があったら多分日本を捨てるなって思った。
でもこの富裕層に共感できる部分と共感できない部分がある。
共感できる部分は、なんで収入の半分も税金なんだよって。
なんで働かない奴のために自分の金が使われるんだよって。
最高税率が50%から55%になるのは、たった5%といえされど5%。
正直勤労意欲は著しく低下する。
共感できない部分は、エーベックスの社長のように年収が6億5000万なら税金払えよって思う。
(それに正義があるのかは不明)
それと日本の税制の不備があるなって思った。
日本国籍を捨てて海外に行く人間を止める必要はないと思う。
でもエーベックスの社長がシンガポールに行くなら、国籍を捨てた時点で相続税相当分を払わそうよ。
日本人としてはその時点で死ぬわけでしょ。
そして今まで稼いだ金は日本人として稼いだ金じゃん。
全てがエーベックスの社長の物じゃない。
エーベックスの社長が100億の資産があるとして、死んだ場合の相続税が30億ならエーベックスの社長の資産は100億じゃなくて70億でしょ。
30億は税金として納めてそれからシンガポールに行ってくれって。
そしてシンガポールのように机上の空論都市が何かあっても日本人国籍には戻れないようにする。
これが基本。
デイトレーダーが日本で1億を貯める。
シンガポールに行きたいなら行けば良いけど、その時点で日本人としては死ぬわけだから相続税相当の1000万は税として納める。
その後、シンガポールでその種銭を10倍にしようが、100倍にしようがその人の自由じゃん。
でも失敗したら日本人として戻ってこれないようにしないと。
シンガポールでレバレッジをかけまくり、失敗したら日本で生活保護じゃ話しにならないでしょ。
それと新富裕層ってのはアメリカ政府が産んだ鬼っ子だったんだね。
アメリカも少し前まで最高税率が70%だった。
日本だって80%だった。
年収3000万とか5000万とかは別に富裕層じゃないから。
それって普通の人の倍以上の時間を働く開業医や会社役員でしょ。
資産数億は別に富裕層じゃないから。
でも鬼っ子である年収数億で資産が数十億の新富裕層にはそれなりの新しい税制が必要なんじゃないのかね?
高額所得者と新富裕層とは違うものだと思うよ。
資産が数億程度のはした金でも、遺産となると話しは別。
大卒の生涯年収が2億なのに、それ以上の金を遺産で受け取るのは問題だよな。
相続税は上げる方向じゃないと整合性が取れない。
相続税は二重課税だとか言う奴がいるけど、実際は国際的な税制は国益の最大化をめぐる権謀術数の場で、道徳と説教で決まっているわるけではないんだって。
http://www.tachibana-akira.com/2013/08/6010
日本国籍を捨てて出て行きたい人には出て行ってもらう。
その時は相続税相当の金を置いていってもらう。
累進課税は50%が限界で、あとは消費税で賄う。
使わないで貯めるばかりのケチな金持ちには死んだ時にキッチリ金持ちとしての役割を果たさせる。
おわり。
http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51820102.html
NHKスペシャル"新富裕層" vs.国家
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"新富裕層" vs.国家〜富をめぐる攻防〜
情報通信技術や交通機関の進歩で世界のどこにいても仕事が出来るようになった世の中ですから、まあ逃げる人は増えますよね。
そこでシンガポールみたいに税金を負けて富裕層に来てもらうという方針を採る国も出てくると。
しかし逃げられた国にとってみたらたまったもんじゃないので、国際的な締め付けが始まりますよという感じで締めてました。
まあ日本はともかく、アメリカを怒らせたらタダじゃ済まないでしょうね。
シンガポールぐらい力があれば抵抗もできそうですが、プエルトリコみたいな小国がアメリカに喧嘩を売るのはリスクが高いと言わざるを得ません。
いやプエルトリコはアメリカ合衆国の自治領だったような気がするので、税金が安いのも今のうちだけでしょう。
それで番組が終わった直後の番組宣伝にローラが出てきたんですが、ローラ父みたいな人が税金を騙しとったりするから富裕層も税金を払いたくないんだろうなと思いました。
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