最近、消費税のアップが話題になっています。


菅総理は消費税を5%から10%にアップすると言ってます。


イギリスでは今年の4月から、所得税の最高税率が40%から50%に引き上げられました。


多分,日本でも最高税率を上げるという議論が出てくるのは間違いありません。


それと相続税のアップも議論に上るでしょう。


色々な人のブログを読んでも、税金の話になると全員が卑しいんだよね。


正義や整合性とかの話でなくて、自分の払う税金を最小にする論理展開になる。


本人が馬鹿で、自分の論理展開の無理を理解出来ない人もいれば。

確信犯的に、自分の税金が一番少なくなるように論理展開する人もいる。


自分の論理展開に正当性を与えるために、他国の税制度を持ってきたり。

都合が良いところだけを使ってね。


所得税、消費税,相続税の内で。


何が絶対の正解というのはないのだけど、相続税については言わせてもらいたいことがある。


例えば、2000万ぐらいの金融資産と3000万ぐらいの不動産を残して死んだ老人を考えてもらうと分かりやすい。


この老人は現役時代には年収500万で50万ぐらいの税負担をしてたとします。


そして死んだときに残ったのが5000万の資産。


これは税金を払った上で残った老人の金であり、その金に対してもう一度税金をかける。

つまり相続税をかけるというのは税の二重負担ではないかという論理展開。


それは間違いではなく正しい論理展開だと思います。


その上で、それでも相続税がゼロでは階級の固定化に繋がるので相続税は必要だという論理展開も正しいと思います。


どちらが正しいかは決められない。


でもちょっと待って欲しい。


今日本は、40兆円の税収と50兆円の赤字国債で国家を運営している。


この赤字国債ってのは将来の子供達が払う借金だよね。


今の日本で90兆円を税収として徴収していて、赤字国債はゼロの場合は。


相続税はゼロが正しいとか、それでも必要だとかの議論になるのは分かる。


でも5000万の資産を残した老人は、50万の税負担を毎年していたけど、赤字国債分の負担をしたとしたら。

100万円の税負担を毎年していないといけなかった。


そうしたら、5000万の資産は残らずに。

2000万ぐらいの資産になっていたかもしれない。


つまり、5000万の資産を残した老人は、ちゃんと税金を払った上で貯めた金ではないということです。


老人の子供たちが受け取れる額は、2000万は正当なもの。

この2000万にどの程度の相続税をかけるかは、また違う議論。


3000万はもともと老人のものではないんだから。

赤字国債を清算する意味において返してもらわないと。


日本のように大量の赤字国債を発行している国とそれ以外の先進国を。

相続税に関しては比べるのは全く意味が無い。


つまり、まずアップするのは相続税なんだよ。

それを誰も言わない。


それも基礎控除額を大幅に下げてね。

それに税金をかける。


それが正義だし、それ以外の論理展開はありえないのに。


その上で、基礎控除額は幾らにするとか。

税率はどの程度にするのか。

累進課税の割合をどのぐらいにするのか。

は議論の余地はあるけどね。


今のままの相続税では、産まれた時に,その子供の人生が殆ど決まってしまう。


ここからは、自分に都合が良いような論理展開だけど。


所得税。


今の日本では,所得税の最高税率は40%。地方税が10%です。

最高税率を上げろっていう意見には、ちょっと言いたい。


30歳の時に年収3000万を超えてから、今までに3000万を切ったことがないので。


今の僕の貯金は2億。

払った税金が2億。

使った額が1億。


これが40代前半の僕の経歴です。


小学校から大学院まで公立で勉強をさせてもらって、半公務員的存在である医者として稼いだ金だから。

2億円の税金ぐらいは、仕方ないとも思えるけど。


2億も税金かと思うと脱力することもある。


年間100日ぐらいは当直していたときもあるし、今でも訴訟などのリスクを抱えて仕事をしているわけだから。

自分の寿命を切売りして稼いだ5億のうち、2億円も税金を取るのかというのは納得できない部分がある。


今、10万稼ぐと5万は手取りで、5万は税金というイメージで働いている。


もし、所得税の最高税率を50%にされると。地方税と合わせて。


10万稼ぐと4万が手取りで、6万が税金。


最高税率が60%なら。


10万稼ぐと3万が手取りで、7万が税金。


こうなったら、絶対に働く量を減らす。

もう2億の現金もあるわけだしね。


所得税は稼いだ金の半分までは、感覚としては限界だと思うよ。

日本人で,資本主義より社会主義の方が正しいと思う人は少ないと思うから。

限界があることだけは理解できると思うけど。


次は消費税。


消費税の逆進性について言う奴は、本当に馬鹿なんじゃないかと思う。

菅総理の300万とか400万までは,消費税を返すってのはキチガイかと思う。


生きていく上で絶対に必要なものには消費税を今まで通りで5%。


それ以外の贅沢品には、品物に合わせて税率を変えれば良い。


宝石なんかには100%の税金を掛けても良いし。

軽自動車は10%。

普通乗用車は20%。

って感じでね。


それと不景気の時に,消費税を上げると景気が悪くなり結局は税収が減るという論理展開をする奴。


本当に馬鹿だと思う。


その頭の悪さの根底は、目の前にいる困った人は放っておけなくても。

目の前でなければ、どうでも良いという想像力の欠如にあると思う。


今,消費税を上げたら景気が悪くなり失業者が増えて,自殺する人も増えると馬鹿は言う。


じゃあ、聞くけど。


借金を残されて,未来に死んでいく人たちは可哀想じゃないのかね?


そういう意味において、世代間格差ってのは凄く嫌い。