昨日、テレビを見ているとスポーツのエリート教育について放映していた。
中国の体操のエリート教育、フランスのサッカーのエリート教育。
中国では5歳ぐらいの子どもが、親元を離れて上海に集められ。
英才教育と過酷な生存競争が繰り広げられる。
体操王国、中国の栄光と影。
貧しい農村の子供が、英才教育によりオリンピックの金メダルをとると言うサクセスストーリーの影で。
途中で振り落とされていく子供たち。
サッカーもアフリカ系の子供などが、青田買いをされて子供の時からフランスにやって来る。
そしてジダンやメッシのようにスーパースターになる一握りの子供たちと。
振り落とされていく大多数の子供たち。
スポーツの世界はなんと残酷なのかと思った。
この番組を見ると、今の日本の体操の内村航平とかは奇跡の存在だなって思えてくる。
サッカーのブンデスリーガの香川真司なんかも奇跡の存在。
子ども自身が自分は、オリンピックで金メダルを取るとか。
プロ野球選手、プロサッカー選手になると思うことは問題ないが。
子供をオリンピックで金メダルを取らせるとか、プロ野球選手やプロサッカー選手にすると親が思い強要することは。
虐待だよな。
スポーツ教育の世界は、オール・オア・ナッシング。
その点、受験勉強は努力や結果に応じてリターンがあった。
リターンは小さいが、結果に応じて。
東大卒は東大卒の人生が。
立教卒は立教卒の人生が。
高千穂商科大学卒は高千穂商科大学卒の人生が。
新就職氷河期によって、受験勉強の世界も一変した。
だって、有名大学以外は卒業しても意味ないんだから。
プロ野球やプロサッカーやオリンピックのように。
受験勉強の世界も、線引きのラインが設定されてしまった。
これからの子育て戦略は、難しくなった。
昔は子どもに勉強しておけば良いと言えば良かったけど。
僕がふと思いついたことは。
これからは少なく産んで大切に育てる戦略。
(主に哺乳類が取る戦略)
これも、途中で死ぬリスクが高い動物は子どもの数が多く。
途中で死ぬリスクが低い、食物連鎖の上層にいる動物は子どもの数が少ない。
ってことを考えると。
昔みたいに、子供を7人も8人も産んで。
一人ぐらいは、寿司屋にしても良いし。
一人ぐらいは、芸人なっても良いし。
一人ぐらいは、起業しても良いし。
一人ぐらいは、プロスポーツの世界を目指してもいいし。
残りは勉強させておく。
って感じで自分の遺伝子の生き残り戦略を考えたほうが良いかもしれない、
ここまで読んで、そんなことは現実的でないという意見は知りません。
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