チキリンは馬鹿だな。


東大卒業してたって、JALが沈む前に船から抜けだして値段がつく社員が何処にいるんだよ。


もう少しで、ANAのパイロットもLCC競争の波に巻き込まれて今より年収1000万ダウンになるけど。


次の船に乗り移って同じ給料を貰えるパイロットが何処にいるんだよ。


東電を辞めて値段がつく社員が何処にいるんだよ。


文系は全滅でしょう。


理系の今すぐに大学教授になれるレベルの奴だけが、値段がつくぐらいじゃないの。


オリンパスだって、内視鏡の一部の技術者だけ。


キャノンやSONYも一部の技術者だけ。


テレビ局なんか馬鹿ばかりだから誰一人として値段がつかないんじゃないの。


新聞社や霞ヶ関は値段がつくのが一杯いそうだけど。


多くの社員にとってしがみつく以外はないの。


日本国が衰退して、日本を捨てて海外に行ける人間はどれだけいるかって話だよ。


俺なんか当然、海外じゃ通用しないし。


しがみつくしか出来ない。


日本でもそんなのは1万人ぐらいの数じゃないのかな。


落ちてゆくのも幸せだよ。


by 沢田研二



http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120221


最近また、同じような決断が重要になりつつある企業が続出してる。JALやANAもそうだし、東電もそう、オリンパスもそうだし、「70歳まで経営職につけない」ことが明らかになったキヤノンや、何年でも赤字を続ける覚悟のソニー(テレビ部門)も同じ。新聞社やテレビ局もかな。そしてもちろん霞ヶ関も。


「自分はこの船にいつまで乗っているべきか」

「どのタイミングで降りて、大海でのボートの漕ぎ方を学ぶべきか」

「どの時期に、他の船に乗り移ることを決意すべきか」