先週は日本整形外科学会という、日本中の整形外科医が集まる宴会が京都でありました。


病院の金で、グリーン車代もホテル代も学会費など出るので当然僕チンは参加しました。


京都の祇園を歩いていると、バンコクの街並みに似ているなって思った。


石畳が残っている表面の顔と、風俗街としての裏の顔。


風俗街は何処も似たようになるのかもしれないけど、客待ちしているタクシーのドアを開けっ放しにしているところなんかアジアそのもの。


国際的な観光地は似てくるんだろうな。


話を戻して。


学会の講演を聞いて、ずっと考えていたことがあった。


そして昨日は読みかけだった橘玲の(日本人)を読み終えた。


そうしたら頭の中で日本の未来がどうなるのかハッキリしてきた。


多分、間違いない予想だと思うけど。


そして絶望的に暗い予想になりますので、今日は暗い気分になりたくない人は読まないでくださいね。


































金曜日、土曜日、日曜日と講演を聞いていたけどやっぱり医者って頭が良い人が多いなって思ったし。


最近の流行りを取り入れて、自分の治療方針を少し変えたほうが良いと思えた点は良かったな。


専門的な話はブログで書いても仕方ないので結論を言うと。


日本の未来に姥捨て山は復活する。


橘玲の(日本人)のあとがきの、おそらくこれからの10年以内に私たちは大きな社会的、経済的な混乱を経験することになるだろう。それは「世界の終わり」ではないけれど、多くの日本人の人生を根底から変えてしまうような衝撃をもたらすに違いないという文章が重なった。


年金制度がもう持続可能でないことも。


国民皆保険制度がもう持続可能でないことも。


2050年には65歳以上の人口が全体の三分の一以上を占める超超高齢社会がやってくることも。


失われた二〇年でなく、今後も失われ続けることも。


みんな分かっているのに、年金制度が続くつもりで、国民皆保険制度が続くつもりで、子供は親の面倒を見てくれるつもりで、終身雇用が続くつもりで、年功序列制が続くつもりで、景気がいつかは回復するつもりで人生設計をしている。


これって三五歳過ぎの羊水の腐った未婚女性が、未だに結婚して専業主婦になり子供は二人ぐらい作る予定で人生設計しているのと全く同じ行動だよね。


正気の沙汰じゃない。


橘玲の(日本人)の予想している未来の日本は、日本の未来と言うよりはアメリカやフランスなどのように人口が増えている後進国にキャッチアップされる先進国の未来を語っているに過ぎない。


世俗的で超個人主義の日本人の性格に、世界のトップランナーである高齢社会。


そこから導かれる結論は一つしかない。


誰が総理大臣になろうが、官僚制度の改革が起きようが。


弱者切り捨て、セーフティーネットの消失。


姥捨て山の復活だね。


橘玲の(日本人)のあとがきで、国家に依存しない経済的に自立した個人だけが、混乱の中でユートピアに達することが出来ると締めている。


橘玲の本は全て読んでいる僕チンは彼が言いたいことがよく分かる。


夫婦と子供の家族単位で、金融資産として三億円を持ちなさいって話。


多くの日本人にとってそれは難しいわ。

タイムリミットまであと一〇年から二〇年での話だからね。


多くの日本人に出来ることはただ一つ。


つまり血縁を大切にしなさい。


血縁を広げなさい。


親を大切にしなさい。


子どもと良好な関係を続けなさい。


結婚しなさい。


結婚して子供を産みなさい。


二〇年後、家族だけがセーフティーネットって話です。


二〇年後は親の年金も当てにならないんだよ。


年収三〇〇万同士でも結婚にして家族を持ちなさい。


親と同居して子供を産んで奥さんも働き続けなさい。


親の介護もしなさい。


昔の生活に戻るから、その為の心の準備をしないさいって事だよ。