パスポートの更新に行ったんだけど、前の更新からもう10年か。

時間の経つのは早いな。

大学一年から毎年海外旅行に行っているんだけど、昔はアルカイダもイスラム国もなかったからな。

海外旅行の時はいつも飛行機が落ちないか心配だったけど、今じゃテロに合わないかが心配なんだからな。

十年一昔。

多分今後の10年は今までの10年より、日本も世界も大きく変動する。

その変動に上手く乗れるかどうかで、人生が変わってくる。

格差社会から超絶格差社会になってるだろうな。

個人的な関心事はマイホーム購入。

何処にどの程度の規模で購入するか。

あとは、勤務形態。

いつまで外科医でいるのか?

スモール開業も選択肢の1つとして考えている。

医者の世界では、スモール開業って概念がないけど。

イメージしているのは、十分儲けて資産形成も終わっているけど、ボケ防止のためにクリニックを続けているおじいちゃん先生の開業スタイル。

受付はパートの女性が1人。
看護師ゼロ。
医者は自分一人。
検査機器はレントゲンのみ。
理学療法士ゼロ。
理学療法なし。

俺達の時代は間違いなく年金受給開始年齢は70歳だろうから、それまでは対外的には仕事を続けていたほうが格好がつく。

そこから入ってくる収入を期待しているのではなく、肩書としての仕事が必要。

60歳を過ぎて老健の管理者みたいな仕事がその時に残っているか分からない。

ほんの少し前まで、医学部教授が退官後の仕事先に困ることがなかったんだけど、10年後にはあぶれる教授も出てくるだろうね。

医局崩壊前に、今自分が実践している勤務医と会社経営のハイブリッドって概念で医者をやっている人間は1人も居なかった。

現時点で、儲からなくて良いスモール開業って概念を模索している医者も多分存在しないと思う。

新しい術式を考えたり、新しいスタイルを模索している時が一番楽しいのかもしれない。

女性とのエッチも、エッチ自体じゃなくてパンツ脱がすまでの過程が楽しいのと同じで。

マイホーム購入とスモール開業をセットにしても良い。

何一つ行動には移していないけど、頭のなかはフル回転している。

だって10年なんかあっという間に過ぎちゃうからね。

おわり。