12歳の時の僕のために。

12歳の時の俺は中学受験で落ちて公立の中学に通っていたね。

通っていたのは都内最底辺の公立中学校だったな。

親にぶん殴られながら受験させられていたから、落ちても別に自己嫌悪もなく普通の中学生活を送っていたけど。

その後、都立高校、国立大学と進むことになるけど偏差値が上がる度に明らかなにおかしな人達が少なくなっていった。

私立中学校に受かっていれば、明らかなにおかしな人達に会う頻度が減るからね。

中高一貫校の一番のメリットはここだと思う。

よく中高一貫校にもイジメはあるという話を聞くけど、今でも足立区の底辺公立中学校のイジメとは質が違うと思うな。

どちらのイジメも経験する人間はいないから比べにくいけど、足立区のイジメじゃ軽く人は死ぬことあると思うから大分違うと思うよ。

本題に戻って。

目指すべき大学は東大、一橋大学、東工大、国公立医学部。


別ルートであるアメリカの大学とか金持ち専用でしょ。

早慶は幾らでも裏口に近い形で入れるから目指すべきではない。

高校3年生で部活引退した5月に高校全体で駿台の模試を受けたんだけど、その時の偏差値が35で結構焦ったな。

一浪までで早慶に入ることがその当時の目標だった
けど、大妻女子大学も合格圏内じゃなかったからね。

そこから9ヶ月で、参考書での独学で数学、物理、化学は東大合格レベルまで上がった。

でも英語と国語と社会はどうしてもそこまでのレベルに上げることが出来なかった。
(多分MARCHレベルにも達していなかった)

結局、英語が東大合格レベルまで上げることが出来たのは浪人して駿台で伊藤っていう有名な講師の授業を受けるようになってから。

国語、社会は結局、東大合格レベルまで上がることなく一浪で国立医学部合格で俺の受験は終わった。

自慢話をしたいのではなく、例えば参考書の独学で英語、国語、社会を1年で東大合格レベルまで上げられる素質のある子もいるし、全教科を独学1年で東大合格レベルまで上げられる素質の子もいるし。

1年じゃ東大合格レベルまで上げられないけど、2年なら上げられる素質の子もいる。

あるいは適切な指導があれば3年で東大合格レベルまで上げられる素質の子もいる。
(金をかければどうにかなるって奴)

話が脱線するのでもう一度、12歳の自分に戻ったら。

中1で大学受験に必要な数学を一気にやれば良かったな。

高校時代に何を使って勉強したのか覚えていないけど、チャート式みたいので完全独学だった記憶がある。

1年あれば東大レベルまでは持っていける。

そして中2では物理を半年で東大レベルまでは持っていく。

前田の物理で独学だったんだけど、半年で偏差値85まで行った記憶がある。

化学は早く覚えても忘れちゃうから高校時代にやれば良いと思う。

そして英語と国語は自分じゃどうにも出来ないので中学から塾に行って勉強するのが一番能率よく最高点まで達することが出来たと思う。

塾に行くと結局部活を続けられないので、可能なら家庭教師の方が良いかもしれない。

部活もやって東大に入る人間と、勉強だけで東大に入る人間とじゃ伸びしろが違うと思うな。

共通一次試験を世界史で受けたんだけど、これは人生最大の失敗の内の1つ。

これを地理選んでいれば、もっとランクの高い医学部に入れたかもしれない。

高校入学の時には、まさか国立医学部に入れるとは思っていないから当然受験科目の少ない私立理系が志望校だったからね。

偏差値が急激に伸びて一浪の時の夏に私立理系から国立理系に第一志望を変更した。

いま考えるとキチガイに近い。

でも高校の先生も早慶じゃ勿体ないって言ってくるし、世間知らずの俺はその気になっちゃったんだよね。

一浪の夏から世界史と国語を始めてこの2つで勉強時間の半分近くを費やしたので、得点源の数学、物理、化学の偏差値のピークは夏までで受験本番の時には共通一次試験のビハインドをひっくり返す程の偏差値ではなくなっていた。

結局受かったから良かったけど、二兎を追う者は一兎をも得ず状態だった。

自分自身の力量を俯瞰できていなかったんだよね。

結果オーライ。

でもそれじゃ駄目なんだよ。

デザインして東大、一橋大学、東工大、国公立医学部に入るべき学力をつけることが重要。

親が子供の人生をデザイン出来る家庭は、そう出来ない家庭の子と比べるとやっぱり結果は違ったものになると思う。

勉強しろ。

有名中高一貫校に入れ。

東大に行け。

医学部に行け。

って言うのはデザインじゃないよ。

その子は東大を目標にする子供か、一橋大学を目標にする子か。

そこから始まって、その学力に持って行くにはどうすべきかの道筋を示すことがデザイン。

と思うけど。

おわり。