最早、大谷翔平の二刀流がメジャーリーグで通用するかじゃなくて、メジャーリーグの首脳陣が二刀流で使うか、その場合の怪我のリスクはどうするか、怪我のリスクを考慮した大谷翔平の値段は幾らが妥当かという点に移っている。

大谷翔平が規格外なのは勿論だけど、よく考えると大したことはない。

だって、本当の二刀流がアメリカには一杯いるじゃん。


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ボー・ジャクソンの記憶は今でも鮮明に覚えている。

あの時のメジャーリーグは、全盛期の王貞治、長嶋茂雄、金田正一が挑戦しても通用しないと言われていた天空の世界で、アメフトに至っては全日本のアメフトチームが、アメリカの高校生にも勝てないレベル(今でもそうかもしれないけど)、そこでメジャーリーグとNFLの二刀流がいると存在を知って興奮したことを今でも覚えている。

その後、股関節脱臼のために人工関節を入れたことを聞き、その後プロに復帰したことを知ってビックリした。

ちょうどその頃に医者になっていたので、THA後にプロに復帰できることに整形外科医として感動を覚えた。

Wikipediaを見てみると、その後大学に入学して学位まで取っている。

そして、現在も経営者としても家庭人としても上手くやっている。

今日また感動した。

違う意味での二刀流として俺がすぐに思い浮かべるのが、ゲイル・ホプキンス

広島東洋カープで活躍して、現在は同業の整形外科医。

彼も凄いな。

話しをタイトルに戻すけど、一卵性双生児研究では、「音楽」「美術」「数学」「スポーツ」は遺伝の要素が強い。

二刀流ってのはやっぱり遺伝子の問題だよね。

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カズレーザーも二刀流(バイ・セクシャル)らしいけど、これも遺伝の要素が強い。

日本で主流になっている自己責任論。

自己責任論も実は結構危険な思想だと思うよ。

大学時代に麻雀に熱中していた時に、「確率を知り、確率を超える。」が座右の銘だったけど。

今の若者に贈る言葉として。

「遺伝子を知り、遺伝子の要素を乗り越える。」

そう思って頑張ってください。健闘を祈ります。

おわり。