曲がり角に来た豊かな都市国家シンガポール

「大卒以上同士だけが結婚して子供をたくさん持て」

「医者が看護婦と結婚すると、三人の子供のうち、二人は凡庸になり、一人だけが優秀になるだろう。医者同士で結婚すれば三人とも優秀になる。だから医者は医者と結婚しなさい」


田村耕太郎が次の様に書いている。

資源も何もない小国の、背水の陣での国家運営では、辛辣で冷徹な確率論に基づいたやり方を表明し、それに集中するしかなかったのではないだろうか。


20年前にシンガポールに行った時、まさか日本がシンガポールに抜かれると思わなかったな。

20年前は医者は医者と結婚するのが、普通じゃなくて医者は美人と結婚するのが普通だったの。

美人キャビンアテンダント、美人OL、モデル、タレント。

特に私立医大卒はその傾向が強かった。

国立大卒も、美人看護師と結婚したの。

それが最近医者同士の結婚が増えたということは、それだけ日本が貧しかったシンガポールのように貧しくなった象徴だよな。

どちらが正解かは無いけど、医者同士の結婚はやっぱりディフェンシブな選択だし。

美人との結婚はオフェンシブな選択になる。

例えば35歳の独身医師。

日本のデフォルトを恐れて、貯金は半分は外貨預金、半分は株式。

アベノミクスの円安で株高で評価額が1億超えたと思うと、辛気臭い女医と結婚するより3人中2人は馬鹿が生まれるとしても美人と結婚しようという気持ちになるし。

評価額が2000万になると、手堅く女医と結婚しておくかとなる。

働いてくれる女性を希望するのも同じ系統の話。

同じ人間も環境次第で全く逆の選択をするものんだよね。

おわり。