タイムシフトで偶然、美人とブスはどちらが幸せかと言うような糞のような番組をやっていた。

女を売りにした生き方と男女平等的な生き方とどちらが得かと言うことも話していた。

美人枠の三流タレントも、脚本通りの演じていただけだろうけど、まあそれなりに面白かった。

ここからは番組とは関係なく、この番組をみて俺が受けたインスピレーションを書いてみたいと思います。

美人、可愛い子がその美貌を武器に幸せを掴む物語は、運動神経が良い男がプロ野球選手、プロサッカー選手、競輪、競馬の選手で生計を立てる物語に似ているなと思った。

話を単純化するために、女はタレント、男はプロ野球選手として書いてみたいと思います。

男の甲子園出場が女のミスフォトジェニック。

男の甲子園優勝が女のミス日本。

男のプロ野球のドラフト指名が女の大手プロダクション契約。

男の一軍レギュラーが女の一流タレント。

男のメジャーリーガーが女の超一流タレントの米倉涼子、ローラ(この辺で年間の売上高3-5億らしい、手取りは半分ぐらい?)

単純化して書いたけど、男の甲子園出場が女のミスフォトジェニックと、それまで行かない層には大きな隔たりがある。

男のプロ野球のドラフト指名が女の大手プロダクション契約と、男の一軍レギュラーが女の一流タレントとの間にも大きな隔たりがある。

男性側で言うと、プロ野球選手になって生計を立てようと思っても、甲子園常連校のレギュラーにもなれなかったらそこからのリカバリーショットは難しい。

ドラフトで下位指名されてプロ野球選手になっても、一度もレギュラーになれずに首になったらそこからのリカバリーショットは難しい。

プロ野球選手やタレントを目指す人生は、完全なギャンブルなんだよ。

俺自身がギャンブル依存症だから、ギャンブル的な生き方を否定している訳ではないけど。

その点、勉強して大学を目指す人生、専業主婦を目指す人生はリスクがない人生だった。

勿論、東大に入るのと日大に入るのでは違うし、金持ちと結婚するのと普通のサラリーマンと結婚するのとでは違うけど。

それは学力、ルックスに応じての分相応の生活であり、決してギャンブル的ではなかった。

長い長い前振りが終わってやっと本題だよ。

昨日の番組を見て感じたんだけど、小さい時に可愛いと言われた女の子が、ちょっと可愛いぐらいで女を売りにして専業主婦(決して玉の輿ではなく)を目指す人生は、プロ野球選手、タレントを目指す人生以上にギャンブル的な生き方だと思ったな。

勿論、ダイエットや化粧や女を売りにした処世術は努力するんだろうけど、勉強をやらずに三十路を過ぎても売れ残ったら待っているのは、強豪校でレギュラーになれなかった運動神経抜群のモテモテ男の末路と同じじゃん。

そして上手く結婚までたどり着いて子宝に恵まれても、離婚したら末路は同じ。

かつては一番安全な生き方だった可愛いお嫁さん戦略が、今じゃ西成地区の生活保護者がやっているブー麻雀のように運頼み。

だけどちょっと可愛い女の子はそれがハイリスク・ローリターンだとは理解できない。

やっと結論。

だったら女は可愛く生まれるよりブスで生まれるほうが幸せなんじゃないの。

美人とブスとでは美人のほうが得だとは思っているけど、それ程の差はないのではないか思っていた。

でも、非正規雇用の増加、可愛いお嫁さん戦略の椅子の急激な現象などを考慮すると、日本国全体で可愛いお嫁さん戦略が無理筋だと共有されるまでは、ブスに生まれたほうが期待値が高くなる可能性がある。

俺のブス得理論どうよ?

おわり。




それでも可愛いお嫁さん戦略に固執する症例がこちら。