小学校の時の担任に「お前は将来、ロクな大人にならない」と言われたことがあるんだけど。

その通り、ロクな大人にならなかった。^^;

「うちの大学の男子学生は田舎者が多いから、ブスな女子学生に簡単に引っかかってしまう。世の中にはもっといい女がたくさんいるのだから、彼女を選ぶ時は慎重にしなさい」

世の中の真実は社会の底辺にあり、大企業のエリートはほんとうのことなどなにも知らずに、平凡に働き平凡な結婚をし、平凡な家庭で平凡な子どもを育て、平凡に死んでいくだけのつまらない小市民だった。自分は別だという確信は揺るがなかった。このようにして、自意識ばかりが肥大して、現実を直視できず、世の中はみんなバカばかりだと思っているバカのまま、ぼくはあいかわらずバイト生活をつづけていた。


医学生や研修医向けにこのブログを書いているから、俺からも忠告なんだけど。

地方国立医学部卒の医者あるあるなんだけど、卒業後直ぐにブスで年増の看護師と結婚して、もっと結婚相手は慎重に選べよっていう先生はある一定数いる。

独身医師は結婚をマネタイズする意識でをプリントアウトして研修医に読ませるのを必須にしたほうが良いと思うな。

話を本題に戻して。

俺自身は医学部の歴史上でも稀にみる劣等生だったけど、自分は特別だという選民意識は凄くあったな。

今考えれば、何の根拠もないんだけど。

年を取って感じるけど、無知や傲慢さや度を越した選民意識も若さの特権だと思うよ。

間違ったと思ったら、全力でリカバリーすれば良いだけの話。


優等生ってのは所詮、エンプロイーなんだから。

おわり。