葛西紀明が才能に嫉妬した天才は、中学・高校・大学・各世代で
日本一になったにも関わらず、五輪に出場することもなく姿を消した…
「時代に翻ろうされた」と語る、消えた真相とは?
そして葛西が五輪8大会連続出場を果たした裏には
天才との知られざる友情秘話が!


この話は以前から知っていたし気になっていたことだけど。

スキーのジャンプで、スキーの板の長さのルール変更の話。

それまでは圧倒的な強さを誇っていた選手が、日本勢の活躍後のルール変更で人生が一変する。


「新ルールが本当に日本人選手にとって不公平だと思うなら、すぐにはっきりと抗議するべきだったが、日本は何も言わなかった。現在のルールが日本のジャンパーにとって不利だとしたら、私はそうは思わないけれど、もしそうなら、それは私たち日本の代表者の責任だ。いっさい反論しなかったのだから」

まずはルール変更時に文句を言わなかった日本のジャンプ関係者が死んで詫びろ。
(日本に不利になるルール変更なら、それが整合性があったとしても反対するのが日本民族とした当たり前だろ)

死んで詫ても許されないけどね。

だけど、ルール変更に文句を言わず(言っても相手にされないけど)オリンピックに出るために対応しようとした葛西が嫉妬した選手ってのはカッコ良いよな。

この部分を見てオッサンは泣いたよ。

ルールに文句を言う行為自体が女子供がやることなんだよ。
(アラフォー世代になって愚痴を言うぐらいは許してあげようよ)

ルールを守る必要はないけど、ルールに文句を言ってはいけない。

だけど結果的にルールを守らなかった場合は、その報いは甘んじて受け入れるしかないでしょ。

それが男だということだし、それが大人だと思うよ。

ゆとり世代に理解できるかは分からないけど、理解できない人間は淘汰される側の人間だからあまり興味がない。

プロセスでなく勝ちに拘ってください。

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。

変化できずに死んでいく人達が進化、進歩の肥料、燃料だとしても。

ダーウィンが言ったのは変化できるものが生き残るではなくて、生き残る者とそうでない者を分かつものは何かということであるが、この文章はその答えとして「たまたま環境に適応していた者だけが生き残る」と述べているらしいよ。

俺になんで超富裕層になれたと質問する奇特な医学生、医者がたまにいるけど。

なんでそんなに馬鹿なのかと心にためて答えるとしたら。

それこそたまたま環境に適応できたからですと答えるね。

おわり