「株主の皆さんには、申し訳ないという気持ちと感謝の気持ちでおります」3月26日の株主総会でこうコメントしたというペッパーフードサービス(東証1部上場)の一瀬邦夫社長。それもそのはず、2013年に1号店を出した「いきなり!ステーキ」は、その後の過剰出店による業績悪化のあおりを受け、株価が最高値からおよそ20分の1以下まで下落しているからだ。


街中を歩いていても車で走っていてもいきなりステーキだけは営業しているね。

ステーキ屋と言ってもウルフギャングのようなワインを飲みながら会食する高級店ではないし、ほぼ一人の客が食事を済ませるだけの店なので。

吉野家とかすき家と同じ扱いなので営業自粛する必要はないのかな。
『含み損がボロボロ、ガタガタです』と涙声で訴える人、『(買ったときに比べ)株価が6分の1になった』といった人

創業社長は倒産すれば全てを失う。そして同じように倒産すれば株主は投資した金額の範囲内だけで命の次に大切な金を失う。

当たり前の話じゃないの。


「緊急事態宣言が発令されれば、強制休業で補償金が出ると思っていた。でも、発表されたのは時間短縮だけ。この辺りの居酒屋で営業したいと思っている所はどこもない。政府が補償してくれないから、生きるために営業している。今回の発表には本当にがっかりです」

補償金が出たとしても一瞬の延命処置であって家賃などを考えればそれだけで生き延びるのは難しい。

だけど生きるために営業する経営者を止めることも出来ないよね。



言い換えると、労働者の生活の面倒をすべて民間企業に丸投げしているわけですね。筆者はこれを“民営化社会保障”と呼んでいます。つい最近も70歳終業法が成立しましたが、あれなんか社会保障と雇用がパッケージ化している典型ですね。

公務員、準公務員、年金生活者以外は民間企業が社会保障制度の一端を担っていること。

上記に守られた専業主婦以外は最後のセーフティネットとして生活保護があること。

以上なんだよ。

喚いたって金が湧き出てくるわけではない。

新コロ自体は1年以上は続く長期戦。この程度で右往左往しても仕方ないよ。

それぞれの置かれた立場で生き延びましょうね。

ワクチンでも出来て落ち着いたら皆で祝杯をあげましょう。

それまでの我慢です。

おわり。