予約をきっちり満席になるように入れて、お好みではなく「お任せ」だけにメニュを絞り込むスタイルは、好きなネタを好きなだけ食べたい人にとっては、物足りないかもしれません。しかし、食材の廃棄ロスがありませんから、リスクを取って、躊躇なく良い食材を仕入れることができます。実際、こちらのお店の原価率(食材のコスト)は50%を超えているようです。これは通常の飲食店の2倍です。このような営業スタイルは、リピーターの期待を裏切らないように「価値>価格」を続けないと、次の予約が入らなくなります。毎回が真剣勝負です。顧客は、好きなものを食べられることよりも、決まったものでも良いから本当に美味しいものをリーズナブルな価格で味わいたいと思っているのです。寿司店は、職人の腕だけではなく、原価率をどこまで高くできるかという激しいコスト競争をしています。だから、食材のロスを減らす営業形態の方が顧客に支持される。これは、考えてみれば当たり前のことなのです。


俺も飲食店の完成形は予約のみ、おまかせのみだと思っている。

勿論予約なし、アラカルトありって店も混在するとは思うけど。

予約困難な寿司屋こそ整形外科外来やクリニック開業の理想形だと思うけどね。

完成する道のりが大変なのは重々承知しておりますが。

国民皆保険制度は値段の差をつけることは出来ないけど。

患者満足度を上げる方法論に一つは待ち時間ゼロで価値ある診療

価値ある診療をするためには救急対応と外来の同時進行などは難しい。

大学病院、基幹病院では当たり前でも場末病院では外来担当=その時間帯の救急対応担当なんだよね。

〇〇先生には救急車の対応を依頼しないってのは、それだけ外来がキッチリ埋まっていることの裏返しでもある。

価値、価格、サービスなどの関係性を理解できない医者が多すぎるからこそ俺が鞘を抜けるんだけどね。

もう少し抜かせて貰い続けるわ。

落ちている金は拾う主義なんでね。

おわり。

追伸)実際の診療では予約制でない上に数時間余裕で待たせています。

自分が開業したらの妄想も入っています。