「患者に育ててもらう」という言葉を聞いたことはあるかもしれない。

ブログのファンだと「患者に育ててもらう」ってのは医者の世界の歪みの活かし方で書いたような「患者を上手く利用する」ということの婉曲表現だと思う読者もいるかもしれない。

俺は普通の意味での患者に育ててもらったという感覚があるな。

医者の99%は育ててもらったのではなく自分で育ったと思っていると思うけど。

この辺は抽象的なことなのでもう少しわかりやすく例を使って書いてみます。

普通の夫婦で奥さんに育ててもらったと思っている旦那は少ないと思う。

子育てや家事などで感謝はしているとは思うけどね。

育ててもらったと思う旦那がいるとしたらそれはサラリーマンを辞めて医学部再受験に合格する前から結婚しているとか。

専業主婦だとしても自己破産までなっても離婚しないでついて来てくれたとか。

そして一角の人物にしてくれる所までが育ててくれたでしょ。

育ててもらったら普通は糟糠の妻を捨てたりしないでしょ。

まあ余裕で捨てるミュージシャンとかいるけどね。

ここで本題に戻るけど。

1,離婚はしてはいけないというキリスト教的な倫理観で離婚しない旦那と。

2,育ててもらった感謝で離婚は出来ない旦那と。

3,余裕で糟糠の妻を捨てる旦那と

4,魔法使医先生と

では違うでしょ。

2,3の男性はほぼ同類。たまたま育った環境が違うだけで。2,3と4はモテ方が違う。

現代の割合をエビデンスなく言わせて貰えば、1が10%で2,3が10%で4が80%。

ここで本題に戻るけど。

医者でヒポクラテスの誓い的な価値観倫理観で患者に接しているのは。

1が10%で2,3が80%で4が10%だと思うよ。

昔が良かったとは言わないし、昔の女性が尽くしてたのは単に選択肢がなかっただけの話でもあるし。

患者に育ててもらうってのは広義では患者の権利を侵害していたことは事実だろうからな。

ここから書くことは医者以外は理解できないかもしれないけど。

ここまで全部は2,3の為に前振りで書いたんだけど。

結婚で3はありだけど、医療で3はなしだと思っているだよね。

分かる?

ダブル・スタンダードではないと思うけど。

患者に育てられたと思う医者が増えれば医療に恩返しが出来るのではないかと。
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「やられたらやり返す。施されたら施し返す。恩返しです!」

おわり。