愛知・中京大中京の高橋宏斗が慶応大学環境情報学部のAO入試に落ちた──。そのニュースが駆け巡ったのは、合格発表のあった10月6日の夕刻だった。高橋といえば、昨秋の神宮大会優勝投手にして世代ナンバーワン評価の154キロ右腕。プロ志望を表明すればドラフト会議での競合は必至と目されていた。だが、早い段階から兄も通った慶応への進学が囁かれていた。

「(元巨人の)江川卓以来の衝撃です」。

「知る限り、慶応の野球部から声がかかった8人のうち6人が不合格となった。他のふたりの合否は確認できていません」慶応は伝統的に運動能力にだけ長けた高校生を積極的には受け入れてこなかった。特待生もゼロで甲子園のスターであっても、合格の保障はない。

「声をかけられた時点で、正直な話をされます。『野球部としては、合否に関して後押しができません。しかし、受験のサポートは最大限します』と」「同じ六大学でも、慶応生の就職先企業は他を圧倒する。不合格の可能性があろうとも、入学を目指す価値はある」

俺には慶応大学は早稲田大学とは違うとマウンティングしているようにしか見えないんだけど。

「合否に関して後押しができません。しかし、受験のサポートは最大限します」なんか東大野球部や京大アメフト部なら許されるけど慶応大学程度がこのワードを使うのは偉そうだろ。

ラグビー部などを見ていると必要に応じて慶応大学は馬鹿な学生も入学させていると思うよ。
慶応のAO入試は、募集要項だけでも36頁におよび、提出書類も複雑だ。志願者は志望理由や入学後の学習計画、自身の活動の資料──たとえば、球児なら掲載された新聞記事やボランティア活動の書類などを提出する。

綺麗事を言ってるけどやっていることはマウンティング女子と同じ。



「局アナ人気ランキングNO.1の新恋人は、新進気鋭のカリスマ若手社長」とスクープされた人気女子アナ・絢。

あとで彼の生い立ちや、人生観を聞いて、やっぱりこの人だって思ったんです。だからあのホームパーティーの日が決め手でした。

慶応大学も東京カレンダーも理論展開が似てて笑えるな。

おわり。