「いや、人に仕事を頼むときは、全体感を持ってもらうためにこれくらい詳細なところまで説明しないとね。全体感を持っている人からじゃないと、僕が思うアウトプットは出てこないからね。頼んだのはいいけど、最初の1時間を節約した結果、欲しいアウトプットが出てこなかったら、余計時間がかかるから、意味ないじゃん」

GAFAの部長の話だからな。

言っていることは何となく分かるけど。

だけど「人に仕事を頼むときは、全体感を持ってもらうためにこれくらい詳細なところまで説明しないとね。全体感を持っている人からじゃないと、僕が思うアウトプットは出てこないからね」と言う経験はやったことないな。

部下側の時された経験もない。

何となくだけど想像の世界では結婚相手に子育ての事を話すような感じのイメージしか沸かない。

上司側は当然全体感なるものを持っているとは思うけど。

その全体感を1時間掛けて説明されて理解するには部下側の能力があることが最低限の条件だよね。
GAFAの部長 灘高校、東京大学経済学部を卒業後、日系メーカーで17年間勤務。経理、営業、業務改革、Web企画、マーケティング、経営企画と多様な部門を経験し、半年間のイギリス留学後に現職に転職。


全体感、俯瞰みたいなものを説明されて理解できるものなのかって疑問はあるな。

過去に自分自身でも全体感、俯瞰なるものが重要的なブログを書いたことがあったかもしれないけど。

例えば。

数学の教科書を1冊を数時間で読んで全体感を掴んでから細かい詳細を理解するみたいなことを、現実の世界でやれるのかって話だな。

オッサンになった今なら可能性はあるとは思うけど。

数学の教科書を1冊数時間で読み終える数学的センスがある人間同様。

歴史書やビジネス書を小学生ぐらいから毎日数冊読む理解するセンスのある人間が。

子供の時に在日で迫害を受けたとか、親の会社が倒産して一家離散したとか、骨肉腫で脚を切断したとか。

そういうトリガーがあったら各論を全て学ぶ前に全体感、俯瞰なるものを身につける事はあるのかなと思うけど。

凡人にとっては各論、各論、各論で。

それが相当な時間が経って初めてリンクして総論になって。

全体感、俯瞰なるものが身につく感じだとは思うけどね。

それでもソフトバンクの孫社長とかアリババの馬雲とかTESLAのイーロン・マスクとかは。

IT業界の巨人ははじめから全体感があったような気もするしね。

単なる成功者バイアスなのかね。

教えて!Google先生。

おわり。