「カーボンニュートラル」はEUの罠

もしEUに輸出できなくなると国内生産は半減するので、自動車産業は国内で成り立たない。自動車の雇用は550万人だが、そのうち70〜100万人の雇用が失なわれ、貿易黒字が15兆円減少する見通しだ、と豊田社長は警告している。


このままではトヨタは(新工場をフランスやスウェーデンに建設して)日本から出て行くだろう。

中でも世界最強の競争力を誇るトヨタは、製造業の最後の拠点だ。トヨタが日本から出て行く日は、日本から製造業が消える日である

カーボン・ニュートラルはEUの罠だし。

それに中国、アメリカも同乗しようとしているんでしょ。

日本が内燃機関(ICE)を途上国に売ったところで安い車は中国やインドの車に代替えされそうだしね。

卑怯と言えば卑怯だけど相手の国にしてみたらその選択肢を選ぶよなって感じ。
豊田氏は「車をEVにすればゼロエミッションになる」という考え方は誤りだと指摘し、発電から廃棄までのライフサイクルで考えるべきだと強調した。

豊田社長の言うとおりだけど日本の主張が主導権を握る可能性はゼロ。

日本国内の世論は上記の主張を浸透させてハイブリッド車を長く売り続けて利益を確保。


トヨタは年内に全固体電池を搭載した新モデルを公開し、25年までに量産体制を構築する計画だ。「量産技術さえ備えれば、EVの業界地図を塗り替える『ゲームチェンジャー』の役割を果たせる」

EV市場の規模は20年の300万台から25年には850万台、30年には2600万台に拡大が見込まれる。25年以降に市場に参入すれば、市場の成長期と重なり、損失を最小化できる。EVへの転換に成功し、収益性も最大化するという「神の一手」を準備しているのだ。


TOYOTAの社長がTESLAになんか絶対に負けないと言っているのは虚言ではないみたいだね。

だけど上記から導き出される答えは、残念ながらTOYOTAは海外に工場を移して日本の雇用は空洞化する。

そして日本はイタリアやスペインのような国になってくる。

だけど東京や大阪が急に衰退するのではなくて。


TOYOTAのお膝元の地区が全部吹っ飛んでなくなるのでは?

TOYOTAだけでなくHONDAや日産のお膝元も同じ運命を辿ることになる。

イタリアにFERRARIが残ったように日本もTOYOTAの本社工場(〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1番地)ぐらいは規模を大幅に縮小して残るのかもしれないけどね。

その頃でもTOYOTAは世界一の自動車メーカーだけど、社員は99%は外国人。

経営者の全員が外国人。

豊田一族は大株主だけの存在。

更に高齢化社会が進み、雇用は消失して、税収も減る。

日本国民全員に明るい未来が待っていることは絶対にない。

残された手段は個人としては明るい未来になるよう企てるしかないと思うよ。

おわり。