愛知県豊橋市の産婦人科・小児科医院「マミーローズクリニック」の男性院長(68)が飲酒後に出産手術をしていた問題で、生まれた乳児の40代の父親が5日、名古屋市内で記者会見し、「当日勤務すると分かっていながら飲酒する医師だと知っていれば、妻や子どもは預けなかった」と怒りの声を上げた。

この父親が怒るのは当たり前の話ですね。

父親は会見で「医師倫理に任せるのではあまりにずさん。法律で規制できないなら、条例など他の方法で子どもや母親が安心できる枠組みを作ってほしい」と訴えた。同席した父親の妹も「個々の医師の倫理観に委ねる以上、誰の身にも起こりうること。政治家や医師会にも考えてほしい。こんなつらい思いをする人をもう作ってほしくない」と涙を流した。

至極当然な意見だと真摯に受け止めます。



自主待機という形で連絡を365日待っている医師は少なくないと思います。このような人に「飲むな」と言えるでしょうか。私は言えません。自由意思で待機してくれている人に対して、自由を尊重しないわけにはいきません。

だけどこの話はあまり詰めないほうが良いと思うよ。

世の中は綺麗事だけで回っているわけではないからな。

医療崩壊が加速するみたいな内容を書くつもりもありません。

でも触れないようにしたり、見ないようにしたり、スルーしたりする鈍感力が必要なことも世の中にあるよ。

別にポジショントークでなく老婆心ながらそう思うだけです。

察してください。

おわり。