教育 医学教育に見る教育の荒廃
http://agora-web.jp/archives/1547174.html
だいぶ昔の話だけど、医学部を受験する学生は3種類いたんだよね。
親がサラリーマンなどで国公立の医学部しか受験できない組と。
頭が悪くて私立の医学部しか受験できない組と。
親が開業医で私立でも国立でもどちらでも良い組と。
その昔の話、開業医のラストリゾートと言われていた金沢医科大学ってのがあったんだけど。
その時の入学時の偏差値が今はなき青山短大と同じだったんだよね。
どこかの新聞に「6年間しっかり勉強をして国家試験をクリアーした医者とはいえ、青短並の知性の医者に医者としての最低限の適性はクリアーしているのか?」ってがあったんだよ。
同じようなリゾート地として、帝京大学とか聖マリアンナ医科大学とか埼玉医大とか藤田保健衛生大学とか全国に一杯あったよね。
でもそのリゾート地さえ敷居が高くて、裏口入学ってのもリアルに一杯あったよね。
彼らの何割かは医者になれなかったんだろうから、今頃何しているんだろ?
世の中は残酷だから、東大医学部を卒業したウダツの上がらない研究系医師より何倍もいい生活しているんだろうけどね。
話を医学部の教育に戻すと。
国公立の医学部に入った学生で、医学部が教育機関だと思っていた人っているのかね?
建前上は大学の医師は、医師として教育者として研究者としてこの3つの役割に対して給料が払われているんだけど。
教育者の割合は1割以下だと思ってんじゃないの。
イメージとしては自分の同門の後輩に対する無償の愛って感じ。
黒猫弁護士は、「法科大学院とはAKB48のCDのようなものだ。握手券(卒業)にのみ価値があり、CD(教育内容)はゴミだ」と喝破
法科大学院に教育を期待する人間が入学するから、法科大学院生ってレベル(合格率)が低いんだね。
国公立の医学部に入学する人間は理系のトップレベルなんだから、放っとけば良いんじゃね。
ただ理系のトップクラスが医学部に入るのは人材の無駄遣いだから、偏差値60ぐらいを鍛えて現在の医療レベルを下げないって方針を国が示すなら医学部教育を根本から変えることは意味があると思うけどな。
おわり。
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