テレビ東京というローカル番組で。


浅草の特集をやっていた.


その番組では,江戸っ子とは?


粋とは?


ってことを浅草っ子に質問していた。


昔を美化しても仕方ないけど。


宵越しの金を持たない。


気前がいい。


その辺の話が出てきて思い出した事がある。


最近は、上司が部下に奢ったり。


先輩が後輩に奢ったり。


飲み屋で意気投合して奢ったり。


奢るという行為が急激に減ってますよね。


まあ、僕個人では女性に必ず奢りますが

それは粋というよりは下心ですからあまり粋ではありませんが。


僕が研修医だった頃、上の先生が研修医の飲み会や看護師の飲み会に

金だけを置いていくって行為が良くあった。


でも最近はそういう行為は減ってきていると思います。


まずは結論を言いましょう。


昔の粋な行為も、結局は経済的合理性のある行為だということです。


一方、経済は合理性でなく感情で動いているという意見もあります。


それはFXとか株とかね。

恐怖,自信過剰、後悔。


それは感情も大分関与しているでしょうね。

僕自身も大分損してますからよく分かります。


話を戻して。


奢る。

やせ我慢する。

美学を持つ。


そのような粋な行為が経済的合理性を持つ理由は。


そこに、未来永劫継続すると思われるコミュニティーが存在するからです。


今流行の言葉で言えば、持続可能性ですかね。


大学病院で、研修医や看護師に奢る行為も。


教授を頂点とした医局組織が機能していたときは、経済的合理性があった。


終身雇用、年功序列が機能していたときは、上司が部下に奢る行為が、経済的合理性があった。


江戸っ子(東京っ子、あるいは浅草っ子)にとって、未来永劫継続すると思われるコミュニティーがあった時代は。


飲み屋で見ず知らずの客に奢るという行為さえ、そのコミュニティーでのヒエラルキーを上げるという意味において。

経済的合理性があったのです。


ここまでは馬鹿でも分かる簡単な内容。


ここからは、ちょっと難しい話。


持続可能性という概念が理解出来れば。


金融日記の藤沢数希氏が書いていたけど、期待値って概念さえ理解できる割合は人口の数%しかいない。


持続可能性の概念を理解することは、期待値の概念を理解するより難しいと思うな。


多分、日本人で理解できる知能を持っているのは上位1%ぐらいだと思うけど。


子ども手当をばら撒きだという奴は、完全な馬鹿。


子ども手当は、日本国を持続可能性があるものにするための。

子どもがいない家庭、個人が負担すべきコストの子供を持った家庭への再分配。


決心して少子化対策がその最大の目的ではありません。


同様に、世代間格差を放置する政治家は存在そのものが悪。


でも政治家本人も、当選することが目的と考えれば。

世代間格差を大きくすることに尽力した方が、経済的合理性がある。


だからこそ、どれだけ文明が発展しても。


国家は栄えて、そして衰退していく。


戦争もなくならない。


日本の。

民主党政権の。

菅総理の。


迷走ぶりを見ていると。


歴史は繰り返す。


その言葉が浮かんでくる。


日本はドンドン悪くなる。

多分、間違いなく戦争まで行くから。

今のうちにやりたい事をやっておいたほうが良いよ


このブログを読んでくれた人へのアドバイスとして。


(´∀`*)ノシ バイバイ